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韓国コンテンツはなぜ世界を席巻するのか

ドラマから映画、K-POPまで知られざる最強戦略

韓国コンテンツはなぜ世界を席巻するのか

韓国コンテンツはなぜ世界を席巻できたのか。制作手法からファン文化形成、聖地巡礼化まで完全解説! 韓国聖地取材も敢行。

著者 増淵敏之 著・文・その他
岡田幸信 著・文・その他
ジャンル 一般書
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ 一般書
出版年月日 2023/02/02
ISBN 9784198655532
判型・ページ数 4-6変・304ページ
定価 1,870円(税込)
日本ブランドが世界で再び飛躍するための
ヒントがここにある!


「冬のソナタ」から始まった韓流ブームは、いかにして世界を制覇するまでに至ったのか。韓国の国家戦略から官民あげての巧みなメディアミックス、聖地巡礼への誘導、ファンによるSNSや動画とも連動したフリーミアムモデルまで、新たなファンを次々と巻き込み、巨大なブームを創り出すビジネスモデルの秘密を解き明かす。

 韓国の現地取材も敢行、ドラマで使用され聖地化されたロケ地を訪れ、コンテンツツーリズムの実態や街全体での取り組みを、豊富な写真や地図で紹介。

「太陽の末裔」「愛の不時着」「梨泰院クラス」「トッケビ」「マイ・ディア・ミスター」「椿の花咲く頃」「ある春の夜に」「青春の記録」「ヴィンチェンツォ」「イカゲーム」「その年、私たちは」「賢い医師生活」「二十五、二十一」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などのヒットドラマを取り上げながら、熱狂なファンを生む作品が生まれる背景を解説している。

 さらには、世界視聴ランキング・トップ10作品を次々と世に送り出している制作会社スタジオドラゴンのシステムについても詳述、その秘密のベールを解き明かしている。

 著者は法政大学大学院政策創造研究科教授の増淵敏之。東芝EMIやソニー・ミュージックエンタテインメントなどでコンテンツ制作に携わった経歴を持ち、現在はコンテンツツーリズム学会会長や文化経済学会<日本>特別理事などの公職も務める、コンテンツ戦略の第一人者だ。
 世界を熱狂させる韓国コンテンツのヒットの裏側を詳細に解き明かした本書は、韓流ファンはもちろんのこと、ファンビジネスやブランド展開を考えているビジネスパーソンにとっても有益な内容となっている。


【目次】
第1章 日本のドラマはなぜ韓流に負けるのか?
第2章 コンテンツ大国を目指す韓国
第3章 K-POPの海外戦略
第4章 活発化する韓国ドラマの「聖地巡礼」
第5章 韓流ブームを下支えするSNSや動画共有サイト
第6章 韓国ドラマが日本人を魅了する理由
第7章 日本のエンタメ業界から見た韓国ドラマの強さ
  • 増淵敏之
    法政大学大学院政策創造研究科教授。専門は文化地理学、経済地理学。コンテンツツーリズム学会会長、文化経済学会〈日本〉副会長。希望郷いわて文化大使、小田原市政策戦略アドバイザーなど。1957年札幌市生まれ、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、学術博士。著書に『物語を旅するひとびと』(彩流社, 2010)『欲望の音楽』(法政大学出版局, 2010)『路地裏が文化を生む! 』(青弓社, 2012)『おにぎりと日本人』(洋泉社, 2017)など。
  • 岡田幸信
たろーたん
う~ん、微妙。韓国コンテンツが世界で席巻する理由が知りたかったのだが、分析ではなく、ひたすら紹介になってしまっている。「現状こうですよ」「現状売れてますよ」ではなく、なぜ売れたかの分析がほしいのに、なかなか出てこない。「そのコンテンツは日本のコンテンツと何が違うのか」が知りたかったのだが、韓国は国策として韓国コンテンツを世界に広めることに力を入れている、ネットフリックスへの積極的な働きかけなどマーケティングの話が多く、中身の話にならなくて微妙だった。そんなネットで書いてあることが知りたいわけじゃない(続)
こけこ
韓国コンテンツのブームについて、少し理解できた気がする。GWの旅行も韓国が人気だったらしいし、新大久保の韓国料理のお店はどこも大行列。ドラマやスターの影響もあり、食べ物や文化が注目されているのだろう。

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