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野球の超正論

野球の超正論

コロナ禍に揺れたプロ野球界。マスコミが絶対に触れない、知り得ない内部情報と卓越した野球観で斬りまくる、活字野球の到達点!

著者 江本孟紀 著・文・その他
里崎智也 著・文・その他
ジャンル 一般書
発行元出版社 > 徳間書店
スポーツ・健康
シリーズ 一般書
出版年月日 2020/12/17
ISBN 9784198652159
判型・ページ数 四六・256ページ
定価 1,650円(税込)
コロナ禍のプロ野球界に
あの無敵バッテリーが再びハッパをかける!
球界への忖度ゼロ!
スポーツマスコミから嫌われる勇気たっぷり!
両雄の強烈舌鋒満載でお届けします!!

<本書で語られた仰天情報の数々>
・ワースト記録更新の日本シリーズを叱る
・脱「パ高セ低」には金満補強しかないのか?
・野球解説者の仕事も緊急事態宣言だった!
・「放送席の声が丸聞こえだ!」某監督の苦情
・ロッテ集団感染と解説者のバイキン扱い
・なぜ大城が巨人の正捕手に定着できたのか
・阪神選手は「エラーは恥」と思っているか?
・関西マスコミは阪神のタニマチか?
・DeNA低迷の元凶はラミちゃんだった!
・広島は「万年Bクラス時代」に戻ってしまった
・山田哲人はヤクルト残留を決めたものの…
・柳田とバレンティンのソフトバンク明と暗
・とうとう栗山野球の限界がやって来た
・日ハムの清宮になくて巨人の岡本にあるもの
・オリックスが関西で勢力拡大の謎
・澤村を見よ、藤浪も阪神を出よ!
・広島とヤクルトはトレードに積極的じゃない
・交流戦はセ・リーグを食って貯金だ!
・ドラフトで騒がれたあの選手はどこへ?
・スカウトは「好み」と「ミーハー」で獲る
・大野雄大はなぜFAを行使しなかったのか
・メジャー挑戦したら日本に3年戻れなくせよ
・天才同士の応酬「長嶋&松井リモート指導」
・「史上最大の下克上」から10年
・ノムさんが不在でも野球は続く…ほか

<目次>
序章 ワースト記録更新の日本シリーズを叱る

第1章 プロ野球VS新型コロナウイルス
◆感染危険地帯はグラウンドの内か外か?
◆無観客試合を経て野球観戦は劇的に変わる!ほか

第2章 巨人独走を許したセ5球団の罪
◆巨人の全権を握った原監督はリーグ無敵だった!
◆危うしDeNA投手陣 広島は暗黒時代に逆戻りほか

第3章 誰がソフトバンクを止められるんだ?
◆数の論理が奏功するソフトバンクの分厚さ!
◆選手は獲るが使えぬ楽天 栗山政権交代近しほか

第4章 トレードが野球を面白くするのだ
◆巨人からロッテへ 澤村のトレードに学ぶ
◆セ・パ交流トレードで成功する人、しない人ほか

第5章 ドラフト・FA・ポスティングに物申す
◆野球、本当にわかってる? スカウトの着眼点
◆それでもメジャーに行きたいか?ほか

第6章 スポーツマスコミから嫌われる勇気
◆球数制限の問題は結局どう落着したんだ?
◆アホみたいに練習をした経験で物を言え!ほか
  • 江本孟紀
    1947年高知県生まれ。71年に東映フライヤーズ入団。その年、南海ホークス移籍、76年に阪神タイガースに移籍し81年現役引退。プロ通算成績は113勝126敗19セーブ。防御率3.52、開幕投手6回、オールスター出場5回、ボーク日本記録。92年、参議院議員初当選。2001年1月に参議院初代内閣委員長就任。2期12年務め04年参議院議員離職。 現在はサンケイスポーツの他、フジ『enjoy! Baseball Live』、ニッポン放送『ショウアップナイター』などで解説者として活動。アメリカ独立リーグ初の日本人チーム・サムライベアーズ副コミッショナー、総監督を務める。クラブチーム・京都ファイアーバーズを立ち上げ総監督を務める。タイ王国ナショナルベースボールチーム総監督として北京五輪アジア予選出場など球界の発展に努める。ベストセラーとなった『プロ野球を10倍楽しく見る方法』はじめ、近刊に『変革の檄文!p路野球を100倍楽しくする方法』『野球バカは死なず』『人生9回裏の戦い方』『監督 原辰徳研究 この「名将の器」に気付かなかった面々へ』など著書多数。
  • 里崎智也
    1976年5月20日徳島県生まれ。鳴門工業高校、帝京大学を経て、1998年、千葉ロッテマリーンズからドラフト2位指名を受け入団。2005年にチームの日本一に貢献。2006年のWBCでは正捕手として日本を世界一に導き、ベストナインに選出される。2008年、北京五輪日本代表に選出。2010年にレギュラーシーズン3位から日本シリーズを制覇し、「史上最大の下克上」として抜群の勝負強さを見せつけた。2014年に現役を引退。1000試合以上出場した捕手では日本プロ野球最少となる通算捕逸19個の記録を持つ。同年9月よりビックリマン終身名誉PR大使に就任。2015年1月より千葉ロッテマリーンズのスペシャルアドバイザーに就任。同年、日刊スポーツ野球解説者に就任。ニッポン放送「ショウアップナイター」やbayfm「The BAY☆LINE」などラジオ番組のほか、テレビ朝日系「グッド!モーニング」コメンテーターなども務める。著書に『勝者になるための84の提言』『プロ野球の”常識”を疑え!』『プロ野球 里崎白書』『捕手的視点で勝つ』など。江本氏との対談書に『野球の正論 プロ野球解説者「無敵バッテリー」がゆく』。
氷菓子
忖度なしでズバズバ本音を言うお二人の解説が好きなので、この本も楽しめた。2020年末に書かれたもので2021年のプロ野球の結果を知ってる状況で読むと、当初の予想の答え合わせができて面白い。オリックスとヤクルトの評価が低いし、大谷は二刀流のままだと成功しない言っているしで、2021年はこれらの予想をことごとく覆す結果となった訳だけど、解説者の予想もつかないことが起こるからプロ野球は面白い。あとがきで江本さんがノムさんへの思いを綴ってる言葉にホロリとしてしまった。
Shinsuke Mutsukura
これはなかなか面白かった。星野の監督後の後援会で1回500万円ってインチキだろ。 球数制限の話は共感した。先発完投しないピッチャーが多いから野球が全く面白くない。同じようなスピードボールを持ったピッチャーが出てきて個性もクソもないし、選手がサラリーマン化していて何の魅力も感じない。最早、プロ野球ではないのだと思う。  最後に江本さんがコロナの件について話していたが、情報源が地上波ではなく、Youtubeだったというのが面白かった。マスコミは、百害あって一利なしだ。

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