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消えていく日に

消えていく日に

誕生日、クリスマス、卒業式……記念日にひとり。けれど“今日”も“明日”も大切な1日――懸命に日々を生きる女性に贈る物語。

著者 加藤千恵 著・文・その他
ジャンル 文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2020/09/04
ISBN 9784198945879
判型・ページ数 文庫・240ページ
定価 726円(税込)
好きで仕方のなかった人からの連絡。結婚記念日を
前に穏やかな毎日を過ごしていたのに、昔の記憶が
蘇るようで……(「返信を待たない」)。誕生日に大
好きなバンドのライブ、そのチケットは彼がプレゼ
ントしてくれて。あのときは、こんな誕生日がくる
なんて思いもしなかった――(「ハグルマ」)。
ままならぬ切ない心情を鮮やかに掬いとる、記念日
をテーマにした全九篇。


〈目次〉

夏の飛びこみ

安全じゃない場所

エアポケット

赤いプレゼント

返信を待たない

消えていくものたち   

ハグルマ

二十七歳

新しい干支

解説 宇垣美里(フリーアナウンサー)
  • 加藤千恵
    1983年北海道生まれ。立教大学文学部卒業。2001年、歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生の時にデビュー。著書に『ハニー ビター ハニー』『点をつなぐ』『アンバランス』『ラジオラジオラジオ!』『いびつな夜に』など。
まめの助
★★★☆☆次のステップを踏み出す女の子たちのお話。文章のリズムと、細かな心理描写がとてもよい。似た話を読んだ事がある気がするなぁ…と思っていたら、二年前に読んでいた…あの時の私はどんな状況で読んでいたのだろう。生きている限り全ては過去に変わり、無駄なものは何もない。感得。
らびお
短編集。恋人や夫に好きな人ができて別れた女性が多く登場した。どうにもならない気持ちをが切なくて、頑張れと言いたくなる。

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