電子書籍あり

一億円のさようなら

一億円のさようなら

発覚した妻の巨額隠し資産。続々と明らかになる家族のヒミツ。俺はもう家族も会社も信じない。直木賞作家、文句なしの最高傑作!

著者 白石一文 著・文・その他
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2020/09/04
ISBN 9784198945909
判型・ページ数 文庫・680ページ
定価 968円(税込)
直木賞作家、文句なしの最高娯楽小説!

加能鉄平は妻・夏代の驚きの秘密を知る。
いまから30年前、夏代は伯母の巨額の遺産を相続、そしてそれは今日まで手つかずのまま無利息の銀行口座に預けてあるというのだ。
その額、48億円――。
結婚して20年。なぜ妻はひた隠にしていたのか。
日常が静かに狂いだす。もう誰も信じられない。
鉄平はひとつの決断をする。
人生を取り戻すための大きな決断を。
夫婦とは、家族とは、お金とは。
困難な今を生きる大人たちに贈る、極上の物語。

「ぼくはこの作品にまるまる2年間費やした。
もうこれ以上おもしろい物語は書けないかもしれない」(白石一文)
白石作品、過去最高のエンタメ度!
  • 白石一文
    1958年生まれ。小説家。2009年「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で第22回山本周五郎賞、2010年「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞。
びかごん
知り合いから強くすすられて読む。 あまりの厚さにびびりながらも読了。 多額の遺産を秘密にしていたなんて、あり得ない設定からの、会社リストラ、勝手な子供たち、そして金沢での新生活。すごい人生ですね
よし
30年前の出来事から秘密が判り、一億円を譲り受けた旦那鉄平。家族も会社も信じられなくなったけど、一億円があれば、自分ならどうするかなって思ったかな。最後の結末はえっ!て思ったが。

関連書籍

ネット書店で購入する

定価968円(税込)

電子書籍を購入する

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加