短篇ベストコレクション
現代の小説2020
2019年~2020年に発表されたすべての短篇から日本文芸家協会編纂委員が選びに選び抜いた珠玉の15篇。ここに、この時代の世相がすべて詰まっている。
阿川佐和子「カモメの子」井上荒野「緑の象のような山々」奥田英朗「ファイトクラブ」柿村将彦「みみずロケット」片瀬二郎「ミサイルマン」北原真理「くもなまえ」今野敏「密行」桜木紫乃「春雷」佐々木愛「夜の子」佐々木譲「遭難者」瀧羽麻子「本部長の馬鈴薯」田中兆子「若女将になりたい!」馳星周「娼婦と犬」村田沙耶香「変容」柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
阿川佐和子「カモメの子」井上荒野「緑の象のような山々」奥田英朗「ファイトクラブ」柿村将彦「みみずロケット」片瀬二郎「ミサイルマン」北原真理「くもなまえ」今野敏「密行」桜木紫乃「春雷」佐々木愛「夜の子」佐々木譲「遭難者」瀧羽麻子「本部長の馬鈴薯」田中兆子「若女将になりたい!」馳星周「娼婦と犬」村田沙耶香「変容」柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
氷高
15のアンソロジー。合わないのは数編飛ばして読む。既読もチラホラ。総合的には面白かった。 L.
やっさん
★★★ 桜木紫乃の「春雷」だけ読んだ。誰にも話せない〝禁断の恋〟を心に秘めたままであんな散り方をするなんて、あまりにも切なすぎる。時代が令和であれば、この片想いも進展を迎えたのかな、なんて。