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裏アカ

裏アカ

わたしの渇きを、『いいね』で癒やして…。エロティック・サスペンスの鬼才、大石圭の手による、話題の映画の小説版!

著者 大石圭 著・文・その他
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2020/05/12
ISBN 9784198945565
判型・ページ数 文庫・320ページ
定価 737円(税込)
映画版
公開決定!

瀧内公美 神尾楓珠

市川知宏 SUMIRE 神戸浩 松浦裕也 仁科貴
ふせえり 田中要次

監督:加藤卓哉 脚本:高田亮 加藤卓哉

映画『アンダー・ユア・ベッド』『殺人鬼を飼う女』
原作の鬼才・大石圭が贈る、エロティック・サスペンス!
わたしの渇きを、『いいね』で癒やして…。

 青山のアパレルショップ店長、真知子。
どこか満たされない日々のある夜、部下
の何気ない言葉がきっかけで下着姿の写
真を自撮りし、Twitterの裏アカウント
にUPしてみた。すると『いいね』の嵐
が。実世界では得られぬ好反応に陶酔を
覚えた真知子の投稿は過激さを増し、や
がてフォロワーの男性と会うことにした。
「ゆーと」と名乗るその若者に、自分と
同じ心の渇きを見出した真知子は……。

映画『裏アカ』公式サイトはこちら!(左記一文をクリックしてください)
  • 大石圭
    1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。
ふじこ
裏アカ上で日常の不満や寂しさを満たす真知子。その方法は男に色目を使うための画像をあげること。その後そこで知り合った男性と次々に体を重ねる。 SNSに画像や動画をのせることの怖さ、消せばいいってもんじゃない、ネットリテラシーのないこの主人公はバカすぎて、何の同情も持てない。しかもこんなバカな女のくせに承認欲求だけは強く、自分はすごいと勘違いして救いようがない。 今時、寂しいからとタダ乗りさせる女性はいるの? 今や、裏アカはパパ活の温床でしょ。カネ貰ってナンボだよ。そっちの話書いた方がよっぽど面白い。
熊井
作者はどういう意図で、真知子をこのような性格のキャラクターにしたのだろう。バイヤーから店長に降格させられただけで、会議中上の空で居たり場を凍らすような発言をしたり‪、仕事がちょっと軌道に乗った途端調子に乗って優しい後輩に嫌味を言ったり、終始情緒不安定が過ぎる。確かに裏アカを持つ者の一番の原動力は承認欲求であるのは間違い無いと思うが、有料サイトやPayPayに誘導して鉄面皮に活動しているイメージが強く、真知子のようにオフパコ相手に惚れたり自暴自棄になってオフパコを繰り返すメンヘラはきょうび居ないだろう。

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