出発点

出発点
著者 宮崎駿
ジャンル 文芸書
出版年月日 1996/07/28
ISBN 9784198605414
判型・ページ数 四六・584ページ
定価 2,860円(税込)
宮崎駿がこれまでに書いたエッセイ・企画書・演出覚書・対談・書評・インタビュー等を集め、テーマ別に再構成。カラー口絵にはコミックも収録。特別寄稿として、33年にわたって付き合いのある、高畑勲監督ならではの素顔の宮崎駿を綴った「エロスの火花」も掲載。
  • 宮崎駿
    アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。 学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を 制作中。 著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家 増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。
ルネルッキオ
信州の小屋は義父が建てた小屋。 夏だけそこへ行く理由と、少女マンガが並べられている理由が分かるエッセイがバチボコ面白い。 nhkドキュメントの偏った宮崎像しか知らない我々からすると、実に人間ぽく親しみの持てる宮崎さんて感じがして嬉しい。 また、「湘南爆走族」の吉田聡を激推ししていて意外だった。
Lambda
面白い。宮崎駿の思想が、かなり詰まった書籍。 特に企画書のところは見所満点。 耳をすませば、トトロなど表面的に見ても面白い作品であるが、背景には時代ならではのテーゼに対して企画が作られている。 子どもはマニメなんか見ないで、外に行った方が良いと、子どもに対する考えなどもユニークでありつつも、的を得ている。

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定価2,860円(税込)

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