現代人の古典シリーズ5 武道秘伝書
柳生但馬守、松浦静山など、戦国初期から江戸初期に活躍した武芸の達人たちは、生死を賭けた闘争を通じ、独自の哲学を形成した――。剣と心の理論にみる彼ら剣聖の、きわめて現代的かつ実戦的な処世術を紹介する。
天涯
常静子剣談が読みたくて購入。他には柳生宗矩、宮本武蔵が書いたものなど。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」はたまに聞くがその前後が知れて良かった。中高と体育の授業で剣道をやったが、その時に読んでいたら面白かったかも。武術家、格闘家ではないが含蓄のある話ばかりで面白く読めた。
陸
柳生新陰流・柳生宗矩、沢庵禅師、唯心一刀流・古藤田俊定、二天一流・宮本武蔵、心形刀流・常静子松浦静山、丹羽忠明、の残した著書から、概要と訳。文書本体の文は読んでないけど、1968年発行でも訳が読みやすくて内容も面白い。常静子松浦静山が目当てだったからページ数が少なくてさみしい。