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生きるぼくら

生きるぼくら

こんなうまい米、はじめてだ! 驚いた引きこもりは、病気のばあちゃんのため米づくりへ一直線。それは自分を取り戻す旅だった。

著者 原田マハ
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2015/09/04
ISBN 9784198940140
判型・ページ数 文庫・432ページ
定価 759円(税込)
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていたーー。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
  • 原田マハ
    1962年東京生。早稲田大学卒。商社、森ビル森美術館開設室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、02年独立後キュレーターとして活躍。「カフーを待ちわびて」で第一回「日本ラブストーリー大賞」受賞。「楽園のカンヴァス」で第25回山本周五郎賞受賞。
mina
マハさん作品の中で、こちらは少し違った良さがありました。マハさんの美術作品からハマり、こちらも読みました。私はお恥ずかしながら美術のことは無知で、マハさんきっかけに興味を持ち始めたくらいなのですが。 マハさんの作品を読むと、登場する作品や画家にとても興味を惹かれます。読み終わったあと、改めて感じました。なぜこの作品を文庫本のカバーに選んだのか。すごく素敵です。現代の問題に悩み、生き方についてどうしようもなくなってしまう主人公、たくさんの人に助けられて成長する。心がつながる、そんな心温まるお話でした。
バズ
おにぎりが食べたくなる。 厳しい環境でも、みんなに助けられて、少しづつ成長していく、お米。 そして、愛情たっぷりで、握ったおにぎり。 その物語を想像するだけで、おにぎりが美味しすぎる。

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