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「徳間文庫大賞 2022」太田忠司さんの『麻倉玲一は信頼できない語り手』に決定!
2022.04.15
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「2021 徳間文庫大賞」受賞作、下村敦史さんの『黙過』に決定!
2021.04.15
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「2020 徳間文庫大賞」受賞作、伊岡瞬さんの『痣』に決定!
2020.07.01
電子書籍あり
生きるぼくら
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていたーー。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
mina
マハさん作品の中で、こちらは少し違った良さがありました。マハさんの美術作品からハマり、こちらも読みました。私はお恥ずかしながら美術のことは無知で、マハさんきっかけに興味を持ち始めたくらいなのですが。 マハさんの作品を読むと、登場する作品や画家にとても興味を惹かれます。読み終わったあと、改めて感じました。なぜこの作品を文庫本のカバーに選んだのか。すごく素敵です。現代の問題に悩み、生き方についてどうしようもなくなってしまう主人公、たくさんの人に助けられて成長する。心がつながる、そんな心温まるお話でした。
バズ
おにぎりが食べたくなる。 厳しい環境でも、みんなに助けられて、少しづつ成長していく、お米。 そして、愛情たっぷりで、握ったおにぎり。 その物語を想像するだけで、おにぎりが美味しすぎる。