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嵐を呼ぶ男!

嵐を呼ぶ男!

人々が殺し合い奪い合う、非情な戦国の世ををつくりかえたい! 熱き理想に燃える新たなる「熱血信長」の登場!

著者 杉山大二郎
ジャンル 文芸書
シリーズ 文芸書
出版年月日 2019/11/22
ISBN 9784198649708
判型・ページ数 四六・496ページ
定価 2,200円(税込)
戦国の覇者にして、第六天魔王とまで呼ばれるほどの
苛烈な武将として恐れられた織田信長。

尾張は、周囲を強大な勢力に囲まれ、
いつ呑み込まれてもおかしくはない。
それどころか国内も四分五裂。
父・信秀の急逝で若くして継いだ
織田弾正忠家の家督は、
弟・信勝との諍いが起きるなど
内憂外患の様を呈していた。

そんな中で信長は、戦国の生き地獄を
なんとしてもつくりかえるという熱き理想に燃え、
常識にとらわれず、既得権益をものともしない
領国経営を目指すゆえに
「大うつけ」と呼ばれる。

破天荒な言動は、自分がつくりあげたい
理想の世の中=奪わず、殺し合わなくてもよい
世の中「天下静謐」を実現するためだった。

熱血の信長の若き日々を描きつくす
長篇戦国歴史ロマンここに登場!
  • 杉山大二郎
    1966年東京生まれ。従業員1万人超のIT企業において、経営幹部として販売力強化やセールスプロモーションの統括責任者を務めていた。SFAやCRMによる営業革新分野では、日本国内の第一人者である。独立後はコンサルタントとして多くの大手企業をクライアントに持ち、講演会や研修講師として全国を飛びまわる傍ら、作家としても小説の執筆を手がける。著書に『至高の営業』『ザ・マネジメント』(ともに幻冬舎刊)がある。本作が歴史小説第一作となる。オフィシャルサイト http://www.daijirosugiyama.jp
taiki
弟である信勝の裏切りあたりまでを描いた若き日(19〜23歳)の信長。 友情・努力・勝利の少年ジャンプの主人公のようで、それが終始一貫している。ブレないと言えば聞こえはいいが、逆に言えば信長が単調すぎ。学習して、成長していく感じに乏しいことが寂しい。信長がちょっと頭が悪そうなのが嫌だな。桶狭間の戦いあたりまで描けば印象はもう少し違ったかも。説明もやや多く、やはり、尾張統一あたりまでで押し切るのは厳しいか。また、最初に母が子を自らの手で殺しちゃうところはさすがにそれはないんじゃないのって思った。
四男の母
この信長は優しすぎる感じがした。これはこれで別物と思えばおもしろいけど、私はもう少し冷たい信長の方が好き。若い時のみ描かれているけど、続きを想像するとこの性格のままいけるのかな?

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