子どもの本だより 本の紹介

子どもの本だより 本の紹介

2017年07月07日

7・8月号 自由研究のヒント

 夏休み、小学生のみなさんの中には、「夏休みの自由研究」を何にしようか、悩んでいる人も多いでしょう。今回は、自由研究のヒントになる本をご紹介します。

らくがき

『マップスらくがきワークブック』は、評判の大判地図絵本『マップス 新・世界図絵』から生まれた、書きこんで遊べる絵本。世界の国旗に色を塗ったり、国の広さを比べたりと、本で調べて書きこむページもあれば、自分の家の周りの地図を書くなど、フィールドワークの必要なページや、自分の治める国があったらどんな旗にするかデザインしたり、無人島の地図を描くなどの創造力を発揮するページもあります。自由研究の参考にどうぞ!

 

 

 

864240動物アトラス

 

動物のことを知りたい子どもたちには、『世界動物アトラス』がお薦め。世界中の動物たちの、ちょっと変わった生態を、ユーモアあふれるイラストで紹介しており、新たに興味のわく動物もいるのでは?

 

 

 

 

863990冒険アトラス

ご家族でご旅行に行かれた方は、旅先のことを調べてまとめるのもいいでしょう。『世界冒険アトラス』
は、自分で何かをやってみる「体験型」の旅を紹介する絵本。この本を参考に、旅行でどんな体験をしたか、イラストつきでまとめてみるのも楽しそう。 

 

 

  

cover_01_umi_nyuko

「日本列島、水をとったら? ビジュアル地形案内(全三巻)」は、日本列島の地形がよくわかる絵本。もしも海の水がなかったら、日本列島はどんな風に見えるのでしょう? 「水のある場所」に注目して、地形の観点から日本をさぐります。自分の住む地域の地形を研究するのもおもしろそうです。

 

 

 

 863564舟をつくる

 

写真絵本『舟をつくる』は、自然から採取したものだけで丸木舟を作った記録。木を切る(おの)を作るために、砂鉄を集め、鉄を鍛造(たん ぞう)し、さらにヤシの葉を裂いて帆布を織り…。気の遠くなるような工程を丁寧に追います。すべてまねをするのは難しいでしょうが、「自然から採取したものだけで何かを作る」ことなど、長い夏休みにこそ、試してみては?

 

 

864039ややひらめいた

『ややっ、ひらめいた! 奇想天外発明百科』は、大昔から現代までの珍発明の数々を、失敗例も含めて紹介。一見ばかばかしいことが発明のきっかけになっていることも。「こうだったらいいな」と思っていることがあれば、発明のチャンスです!

 

 

 

 

どの本も、「自由研究」のやり方を具体的に解説しているものではありませんが、自分で考えて、試してみるヒントがぎっしり詰まっています。

(編集部 小島)

 

ノンフィクション 

『マップスらくがきワークブック』A&D・ミジェリンスキ作・絵 

『世界動物アトラス』R・ウィリアムズ、E・ホーキンズ文/L・レザーランド絵 

『世界冒険アトラス』R・ウィリアムズ文/L・レザーランド絵 

シリーズ「日本列島、水をとったら? ビジュアル地形案内」加藤茂・伊藤等・中村剛・長崎俊介監修 

『舟をつくる』関野吉晴監修・写真/前田次郎文 

『ややっ、ひらめいた!奇想天外発明百科』M.ミチェルスカ文/AD・ミジェリンスキ絵/阿部優子訳