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あまねく神竜住まう国 文庫版

あまねく神竜住まう国 文庫版

伊豆の土地神である竜と出会った頼朝は…? 荻原規子が頼朝の少年時代を描く異色のファンタジー。人気作『風神秘抄』の姉妹編。

著者 荻原規子
ジャンル 文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2018/09/07
ISBN 9784198943882
判型・ページ数 文庫・336ページ
定価 715円(税込)
伊豆の地にひとり流された源頼朝は、まだ十代前半の少年だった。土地の豪族にうとまれ、命さえねらわれる日々に、生きる希望も失いがちな頼朝のもとへ、ある日、意外な客が訪れる……かつて、頼朝の命を不思議な方法でつなぎとめた笛の名手・草十郎と、妻の舞姫・糸世の運命もまた、この地に引き寄せられていたのだ。
土地神である神竜と対峙し、伊豆の地に根を下ろしていく少年頼朝の姿を描く、人気作『風神秘抄』姉妹編。
解説:阿部泰郎
  • 荻原規子
    1959年東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。1988年「空色勾玉」でデビュー。「白鳥異伝」「薄紅天女」と続く勾玉三部作(徳間書店)で、日本のファンタジーの第一人者の地位を築き、アメリカ・フランス等でも出版され高く評価される。「風神秘抄」(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞、IBBYオナーリスト文学作品部門賞の4賞を受賞。ほかの作品に「レッドデータガール]シリーズ(KADOKAWA)、「西の善き魔女」シリーズ(中央公論新社)、「源氏物語 紫の結び」シリーズ(理論社)など。
杏奈
日本の歴史に疎くても、しっかり楽しめるのが荻原さんの作品の凄いところ。 草十郎と糸世の『風神秘抄』も読もうと思います。
オデッサ
若き日の頼朝が主人公で舞台は伊豆ということで、御家人を次々味方につけていく話かと思ったら伊東と河津と北条くらいしか出てこず、ファンタジー要素が強いものだった。これはこれで面白いけど、歴史的なエピソードと重なる物語展開を期待して読んだので物足りなさはあった。

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