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風神秘抄 上 文庫版

風神秘抄 上 文庫版
著者 荻原規子
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2014/03/07
ISBN 9784198938055
判型・ページ数 文庫・368ページ
定価 715円(税込)
笛の名手・草十郎と天性の舞姫・糸世。二人が笛と舞を合わせると、天の門が開く…。平安末期を舞台に展開する荻原規子のファンタジーの傑作。解説:佐竹美保
  • 荻原規子
    1959年東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。1988年「空色勾玉」でデビュー。「白鳥異伝」「薄紅天女」と続く勾玉三部作(徳間書店)で、日本のファンタジーの第一人者の地位を築き、アメリカ・フランス等でも出版され高く評価される。「風神秘抄」(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞、IBBYオナーリスト文学作品部門賞の4賞を受賞。ほかの作品に「レッドデータガール]シリーズ(KADOKAWA)、「西の善き魔女」シリーズ(中央公論新社)、「源氏物語 紫の結び」シリーズ(理論社)など。
なお
以前読んだことがある!ーと思うんですがほぼ覚えていないし面白いので下巻いきます。二度読み防止の為にも読メ始めたんですが、それ以前のものはどうしょうもない💦
すーさん
舞台は室町、鎌倉時代前夜。時代小説の趣きかと思えば、やはり豊葦原の世界。「勾玉」シリーズの確かなる一篇だと上巻から感じる。本作は武士であり笛吹でもある草十郎と、舞いを得意とする遊女(遊君)の糸世の壮大なラブストーリーとでもいえるだろうか。上巻はどちらかといえば、アイデンティティに悩む青年の恋煩いという側面もあるが、不安定な世らしく飽きのこない展開に、徐々に引き込まれてゆく。

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