児童書


母が作ってくれたすごろく

ジャワ島日本軍抑留所での子ども時代

アネ=ルト・ウェルトハイム/作 長山さき/訳


ページ数: 56ページ
対象年齢: 小学中学年
発売日:2018年06月12日
ISBN:978-4-19-864644-8
判型/仕様:B5判変型
定価:本体1,600円+税

 内容紹介

第二次大戦中、オランダが植民地支配していたインドネシアを、日本軍が占領し、オランダ人たちは日本軍が作った抑留所に入れられることになった。オランダ人女性が、抑留所で過ごした子ども時代の2年あまりを、当時、母が手作りしてくれた「すごろく」に寄せて回想する。
日本ではあまり知られていない、アジアでの日本軍抑留所の実態や、「戦争はくり返してはならない」という著者の強い願いが伝わる、異色のノンフィクション写真絵本。

 著者プロフィール

アネ=ルト・ウェルトハイム
1934年、インドネシアのバタビア(現ジャカルタ)生まれ。オランダが植民地支配をしていたインドネシアを、1942年日本軍が占領。8歳のときに、母と姉、弟とともにジャカルタの抑留所に入れられた。父はユダヤ人だったため、別の収容所に送られた。抑留所の中で過ごした子ども時代の2年あまりを、当時母が作ってくれた「すごろく」に寄せて回想した本書は、オランダ、インドネシアの双方で出版され、高く評価されている。オランダ・アムステルダム在住。

 著者プロフィール

長山さき
1963年生まれ。兵庫県芦屋市出身。関西学院大学大学院文学部修士課程修了。文化人類学を学ぶ。1987年、オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学、以後、オランダに暮らす。訳書に『おねえちゃんにあった夜』『ファビアンのふしぎなおまつり』(ともに徳間書店)、『天国の発見』(ムリシュ著、バジリコ)、『よい旅を』(ユーケス著、新潮社)、『ハリネズミの願い』(テレヘン著、新潮社)など。アムステルダム在住。