児童書


列車はこの闇をぬけて

ディルク・ラインハルト/作 天沼春樹/訳


ページ数: 416ページ
対象年齢: 十代から
発売日:2017年12月28日
ISBN:978-4-19-864536-6
判型/仕様:B6判
定価:本体2,100円+税

 内容紹介

米国に働きに行ったきりの母親を追って、14歳のミゲルは故郷グアテマラを出た。同じように米国を目指す4人の同年代の若者に出会い、ともに貨物列車の屋根に乗ってメキシコを縦断する旅を始める。追いはぎや悪徳警官から逃れ、飢えや寒さに耐えながら旅を続けるうちに、5人の間には、固い友情がうまれるが…? ドイツ児童図書賞にノミネートされ、話題を呼んだYA小説。

 著者プロフィール

ディルク・ラインハルト
1963年ドイツのベルクノイシュタットに生まれる。ミュンスター大学で歴史学の博士号を取り、同大学で研究員を勤めた後、フリージャーナリスト、コピーライターなどの仕事のかたわら、作家として活動を始める。考古学と歴史の知識をもとにした「アナスタシア・クルーズ」シリーズ(未訳)で児童書の作家としてデビュー。ナチスのヒトラーユーゲントに対抗した若者たちを描いた「エーデルワイス海賊団」(未訳)で話題を呼ぶ。「列車はこの闇をぬけて」は、2016年にドイツ児童図書賞最終候補となり、2年に一度だけ贈られる他文化の受容と寛容さを促す本に与えられるフリードリヒ・ゲルステッカー賞を受賞した。

 著者プロフィール

天沼春樹
1953年埼玉県川越市生まれ。中央大学大学院博士課程修了。中央大学文学部兼任講師。著書に「水に棲む猫」(日本児童文芸家協会賞受賞)、「夢みる飛行船―イカロスからツェッペリンまで」(時事通信社)、「アントンベリーのながいたび」(鈴木出版)など。訳書に「フェリックスとお金の秘密」(徳間書店)、「リックとリック」(ほるぷ出版)など多数。