大きな町に住む女の子デイジーは、あらしの日、みつばちを助けてあげました。「ねえ、ここでくらしてもい?」「もちろんよ、みつばちさん!」。みつばちは、いっしょにくらすことになりますが…? 人気の画家アリソン・ジェイによる文字のない絵本に、詩人の蜂飼耳が文章をつけた、愛らしい絵本。
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アリソン・ジェイ
英国のイラストレーター。ロンドン芸術大学でグラフィックデザインとイラストレーションを学んだ後、アニメーションスタジオで働きながら、子どもの本の絵を描く仕事を始めた。邦訳されている絵本に『空のおくりもの 雲をつむぐ少年のお話』(ブロンズ新社)、『ママのキスは、ね』(BL出版)、『くるみわりにんぎょう』『きのうをみつけたい!』『ちょっぴりおかしなどうぶつえん』『みつばちさんと花のたね』(以上、徳間書店)などがある。
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蜂飼耳
詩人・作家。1974年神奈川県生まれ。著書に、詩集『現代詩文庫・蜂飼耳詩集』(思潮社)、『食うものは食われる夜』(思潮社/芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『顔をあらう水』(思潮社/鮎川信夫賞)、童話『のろのろひつじとせかせかひつじ』『クリーニングのももやまです』(以上、理論社)、絵本『うきわねこ』(絵・牧野千穂/ブロンズ新社)ほか多数。訳書に『おやゆびひめ』(偕成社)、『くるみわりにんぎょう』(徳間書店)などがある。