古代ギリシアの人々が伝えた物語を、小学校低学年から読めるよう、わかりやすく語り直しました。天地創造から、プロメテウスが天上から人間のために火をぬすんだ話や愛する妻をさがしに死者の国へいったオルフェウスの話など、十五話を収めました。「はじめての神話」シリーズ第三弾。
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尾高薫
翻訳家。国際基督教大学卒。児童書を中心に活躍。主な訳書に「ガールズ」シリーズ(ジャクリーン・ウィルソン作、理論社)、『パパのメールはラブレター!?』『戦火の三匹 ロンドン大脱出』『子犬たちのあした ロンドン大空襲』(ともに徳間書店)ほか。
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堀川理万子
1965年生まれ。東京芸術大学大学院修了。タブローの画家として定期的に個展を開き、画壇で人気を博すかたわら、子どもの本の画家としても活躍中。絵を担当した絵本・童話に「きつねのスケート」「くまって、いいにおい」(徳間書店)、「しあわせいっぱい荘にやってきたワニ」(福音館書店)、自作の絵本に「あーちゃんのたんじょうび」(偕成社)「ぼくのシチュー、ままのシチュー」(ハッピーオウル社)など。