うさぎくんは、もうすぐ5さい。「ぼく、もう大きいから、なくのはやめる」といって、おたんじょう会にも、なかない友だちだけをよぼうと思いました。ところがみんな、なくというのです。そこで…? 自分の成長を誇らしく思う気持ちをていねいに描きます。親子で読みたい、やさしさいっぱいの絵本。
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ケイト・クライス
米国イリノイ州生まれ。大学で文学を学んだのち、「ピープル誌」の特派員として15年間活動したあと、作品を書くようになった。ミズーリ州在住。1歳違いの姉M・サラ・クライスも児童書で活躍する作家。作品に『もう、おおきいからなかないよ』(徳間書店)『うさぎのうさぼうときょーふのママだいおう』(主婦の友社)などがある。
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M・サラ・クライス
米国イリノイ州生まれ。大学では歴史を学んだが、絵を描くのが好きで、子ども向けの絵画教室の仕事をしながら、イラストレーターとして活躍。カリフォルニア州在住。ケイト・クライスは妹。作品に『うさぎのうさぼうときょーふのママだいおう』(主婦の友社)、『もう、おおきいからなかないよ』『おばちゃんのひみつのあくしゅ』ほか。
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福本友美子
公共図書館勤務を経て、児童書の研究、評論、翻訳などで活躍する。訳書に『どうして十二支にネコ年はないの?』『子うさぎジャックとひとりぼっちのかかし』『ねえ、ほんよんで!』『イースターのたまごの木』(以上、徳間書店)、『としょかんライオン』(岩崎書店)他多数。