満月の夜。コウモリたちが、バケツやパラソルをもって、海べへ飛んでいきました。砂でお城をつくったり、サーフィンをしたり。そして、お楽しみのおべんとうの中身は、人間のものとはちょっとちがって…? コウモリの海水浴の夜を、すみずみまでこだわって楽しく描いた、アメリカの人気絵本。
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ブライアン・リーズ
1963年、アメリカのニュージャージー州生まれ。ブラウン大学で心理学と英米文学を学んだのち、ボストン美術館学校で絵画とイラストを学び、新聞に風刺画を描きはじめる。『コウモリうみへいく』『コウモリとしょかんへいく』(ともに徳間書店)は、ニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに掲載された。その他の作品に『よくばりなカササギ』(徳間書店)がある。
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さいごうようこ
国際基督教大学卒。ICU博物館・湯浅八郎記念館、(財)日本野鳥の会の仕事を経て、おもにネイチャー関係の本の仕事に携わる。訳書に『オーデュボンの自然誌』(宝島社)、「レッドウォール伝説」シリーズ、『ゆめのおはなし』『コウモリうみへいく』『コウモリとしょかんへいく』(徳間書店)などがある。