『長くつ下のピッピ』の絵本が、ついに日本にやってきました! 「ピッピ」が生まれたスウェーデンで、ずっと愛され続けているオリジナル版絵本。作者リンドグレーンが、「ピッピ」のお話を小さな子にも楽しんでほしいと書きおろした絵本です。日本版には、かわいいピッピのきせかえ紙人形付き。
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アストリッド・リンドグレーン
1907年‐2002年。スウェーデンに生まれる。1944年『ブリット‐マリはただいま幸せ』(徳間書店)で、出版社主催の少女小説コンテストの二等賞を得て、デビュー。以後、児童書の編集者として働きながら数多くの作品を発表しつづけた。1958年には国際アンデルセン賞を受賞。「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「名探偵カッレくん」のシリーズや、『ミオよ わたしのミオ』(岩波書店)など、世界中で今も愛されている数々の物語を生み出し、「子どもの本の女王」と呼ばれた。
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イングリッド・ヴァン・ニイマン
1916-1959年。デンマークに生まれる。1945年、リンドグレーンの『長くつ下のピッピ』のイラストで成功を収める。リンドグレーンと打合せを重ねながら「ピッピ」シリーズや「やかまし村」シリーズ(初版)のイラストを手がけた。本国スウェーデンでは、ピッピの物語はニイマンの絵と分かちがたいものとして定着している。
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いしいとしこ
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ。訳書に『川のほとりのおもしろ荘』「エーミル」シリーズ(岩波書店)、『こんにちは、長くつ下のピッピ』『ぼくもおにいちゃんになりたいな』(徳間書店)などがある。