むかしむかし、ある国の王様には三人のおひめさまがいました。おきさきが亡くなってから、国のようすはすっかりかわり、城は悲しみにしずみ、王もひめたちも、国の人々もすっかり貧しくなってしまいました。ある日、王様は三人の娘たちに、7日7晩かけてすばらしいことをなしとげるよう、いいました。それを見て、あとつぎをきめるというのです。いちばん上のひめは、月にとどくほど高い木の塔をたてるといいました。2ばんめのひめは、星にとどくほど高い金属の塔をたてるといいました。3番目のひめは、母の形見のりんごのたねをまきました。すると…?美しいイラストで描かれた極上のおとぎばなし。