ゼップ家に、七人めの女の赤ちゃんが生まれました。この赤ちゃん、ヨランデッラは、六人のお姉さんたちとは、ちょっとちがいます。おふろにいれると、だれもささえなくても、ぷかぷか浮くし、鏡にはうつらないし、ほうきにまたがると、宙に浮くし…。同じころ、なまけものの若者、アスドルバーレの大おじさんが亡くなりました。アスドルバーレは、まったく働く気がなく、大おじさんのばくだいな遺産を相続するのを心まちにしていたのです。それなのに、大おじさんの遺書には、「一年と一カ月以内に、魔女と結婚しなければ、遺産はわたさない」と書いてありました。でも、魔女なんてこの世にいるのでしょうか?魔女をさがしはじめたアスドルバーレ、ふとしたことから、ゼップ家に魔女がいることをつきとめ…?