原作・脚本・監督 磯光雄電脳コイル

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三番目のユウコ通信 小説版

三番目のユウコ通信 vol.6

明けました! おめでとうございますぅ。
昨年はみなさまに小説を通してお目にかかれてとてもうれしかったです。ことしも小説版のヤサコとイサコ、応援してください。  よろしくおねがいいたします。

*       *       *

というわけで元日、「電脳コイル スペシャル」の放送で今年も幕が上がりました。なんだかね。いろいろ思い出しちゃうですよ。こういうのを視てると。新年早々思い出話っていうのもどーよ、とは思うけどさ。去年の4月NHK記者発表ではじめてコイルが公開されたときのこととかね。あのときもなんか泣けたなあ。もう何年も前から監督が企画書描いて、プロデューサーの三ッ木さんとああでもないこうでもないと議論しながら作り上げてきたのを知ってるからなおさら。あーほんとうにちゃんと作品になったんだなあと思って、もうトップシーンと同時に涙がとまらなかったです。再放送になって少しは冷静に見直すことができるようになるかなと思ったけど、やっぱり第1回目を見るといまだにじーんときてしまいます。
さて小説版も4巻が発売です。しかし4巻まで来てもまだアニメ版の進行の半分も行ってないっていうのは正直どういうもんだろうか。おかしいなぁ。次の5巻でいちおう折り返し地点に到達するはずなんだけどなぁ、ほんとうに到達するんだろうか。
3巻が発売されてから、いろんな人にいろんな感想をいただいたわけですが。皆さんの意見をざっくり総括するならば、「おいっ。これちゃんとわかって書いてるんだろーな? オチは考えてあるんだろーなー、えっ!」ってことですね。わかってますわかってますってば。マリリンマリーンですね、タラちゃんですね、猫目ですね、由史ですね、信彦ですね。
考えてありますともっ! 考えてはあるんですが……。
うーん、じっさいのところ書いているわたしも驚くくらいお話の中の子どもたちがどんどん育っていってしまって、最初に頭の中だけで考えていたのとは違った方向へ進んで行ってるところもあります。もちろんお話の本筋はなにも変わっていないんだけど、「えっ、この子ってこういう子だったの!」とわたし自身驚く発見あり。「だったらこの子はこんなこと言わない」とか「この子ならこんなことしちゃうかも」とか。そのたびに考えていたことがいろいろ修正されてゆくんですよね。そういうわけで4巻は、〈黒客〉や〈コイル探偵局〉のメンバーたちがとっても「らしく」動き回る巻になりました。そのへん楽しんでもらえたらいいな、と思ってます。

あ、それから「なんで幸乃なの?」っていうのも聞かれたな。そう、アニメでは「アイコちゃん」なんですよね、彼女(幸乃)の名前。変更の理由はいくつかあるんですが(表記したとき漢字の名前の子が京子以外にもうひとりくらい欲しいな、と思ったとか)、いちばん大きな理由ですね、えーと、これもささいなことなんですが「マイコ先生」と「アイコ」というのが見た目紛らわしいな、と思ったんですね。アニメは音なので、あまり気にならないんだけど、活字にするとちょっと問題アリかなと。でも不思議なもので変更したのはそれだけの理由なんだけど、アイコちゃん→幸乃ちゃん、名前を変えたとたんになんだか突然、性格とか見た目とか、ぴたりと見えてきた感じがあって、これも「頭の中だけで考えていたこと」から微妙に育ってきたことのひとつかもしれません。4巻では幸乃――ゆきりんも電脳肝試しフル参加です。アニメのアイコファンのみなさん、小説のゆきりんもよろしく!

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