原作・脚本・監督 磯光雄電脳コイル

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電脳コイルブログ

'11/11/25更新

電脳コイルAR

本日ついに「電脳コイルBlu-ray Disc Box」が発売となりました。
今までこのページは「BD-BOX制作ブログ」として制作状況をお知らせしていましたが、今後は「電脳コイルブログ」として様々な情報をお知らせしていきますので楽しみにしていて下さいね。

また限定版をご注文頂いた皆様、商品はお手元に届きましたでしょうか。
限定版の特典ブックレットには、「電脳コイルAR」というページがあります。
Webカメラで、この「電脳コイルAR」のページを撮ると、PCの画面上にサッチーが登場します!
詳しい遊び方は、こちらをご覧下さい。

プログラム開発には、ご自身のHPで既にARを使って「電脳コイル」の世界を再現されていた橋本博士を始め、東京大学の鳴海助教、西坂氏、慶應大学の稲見教授に参加して頂きました。
またクウジット株式会社さんにご協力頂き、『SmartAR™』というソニー株式会社が開発したマーカーレス方式と呼ばれる画像認識技術を利用したAR技術を使っています。

皆さん、ぜひ楽しんでくださいね。

電脳コイルAR


制作I

'11/11/25更新

BD-BOX制作ブログ「第14回」

電脳コイルBD-BOX本日発売日です!

みなさん、こんにちわ。
BD-BOXの制作担当Nです。
前回更新から間があいてしまって申し訳ございません。

マスター作業も、印刷〜施工作業も、アッセンブル〜発送作業も
発売ギリギリまで作業しておりました。

監督には、画質エンコードに立ち会っていただきました。
エンコードチェックはポスプロ作業ですので、
通常のBD化では、ここまで監督に立ち会っていただくことは無いのですが、
今回は細部まで監修していただきました。
その後も、オーサリングチェック〜DISCチェックと
最後の最後までこだわって作業しました。
ポスプロのキュー・テックさんと、マスター担当者の
こだわりには、感服しました。
本当にお疲れ様でした。

デザインはシンプルかつスタイリッシュに仕上げていただきました。
細部まで緻密に仕上げてくださったアートディレクションのロボットさんありがとうございました。
豪華版BDは非常に緻密なデザインと、特殊仕様にチャレンジしたので、
印刷〜施工でも大変苦労しました。
印刷を担当してくださったトーヨーさんありがとうございます。

豪華版はブックレットにも、インナージャケットにも、箱にも
「コイル」ならではの仕掛けがありますので、ご購入後も楽しんでください。

豪華版特典の生原画の作業も大変でした。
企画を了承してくださった原画家様、
仕分けを手伝ってくれた皆様ありがとうございます。
ここでも細部まで監修してくださった監督、
本当にありがとうございます。

リマスター作業を手伝ってくれたキネマシトラスさん、
配信宣伝で協力してくれたバンダイチャンネルさん、
映像特典まわりで手伝ってくれたNHKエンタープライズさん、
委員会幹事として制作・宣伝で手伝ってくれた徳間書店さん、
他にも今回の商品化では、本当に多くの方に手伝っていただきました。

皆様の細部までのこだわりには、作品に対する深い愛情を感じました。
皆様のおかげで何とか無事商品をお客様にお届けすることができました。

ご購入してくださった方々に、作品同様にこのBD-BOXも
末永く大切にしていただけたら、嬉しいです。

制作N

'11/9/27更新

イベントレポート

磯 光雄監督9月9日(金)新宿バルト9にて、電脳コイルBlu-ray Disc Box発売記念『電脳コイル探偵団集まれ!“夏期特別授業”開講!』が開催されました。
傑作「電脳コイル」を作り上げたクリエイター達が集結した、アツい夜のレポートをお届けします。

当日は、磯 光雄監督、全話のデジタルエフェクトをてがけられ、後半話数からは撮影監督を兼務されていた泉津井 陽一さん、15話から絵コンテ・演出をてがけられた野村 和也さんにご登壇いただきました。

−今回のブルーレイ化の作業にあたって、監督はどんな作業をされたんですか?−

磯 光雄監督磯:「まずは、一部話数のリテーク作業についてなんですが、一番多かったのが20話です。そして12話でダイチのヒゲを増量したり、9話であるキャラの特徴が抜けてたのを直したりなど、たくさんあります。『DVDのときに直せばよかったな』とずっと心残りにしていたところを埋めていきました、お客様がみて、一目でわかるところもあるかと思います。あとはBlu-ray Disc Boxを買ってくれた方だけのお楽しみということで。」


−監督は豪華版のBlu-ray Disc Boxのイラストも手がけられましたね。−

磯:「ジャケットを描くのは今回が初めてで、箱になるまで気がつかなったんですが、少しキャラクターがちいさくなってしまったかと思います。ぜひお手元でじっくりと見ていただけると嬉しいです。」


−では、泉津井さんに質問です。当時は第16話から撮影のご担当をされていたということですが、「ここが大変だった」というエピソードがありましたら教えてください。−

泉津井 陽一さん泉津井:「16・17話を放送していたのが、4年前の丁度今くらいだったのをよく覚えています。後半の展開へとギアがはいっていく話数だったので、デジタルのカットが飛躍的に増えていったんですね。16・17話の絵コンテをみて打ち合わせをしている時、『これは放送に間に合うのか?終わらないんじゃないか?』と思いながら取りかかりました。」

磯:「ヌルの処理やイリーガルの処理が急増した頃だったんですよね。ヌルの処理はただでさえ重いのに、ヌルの群れが襲ってくる話とか。」

泉津井:「そうなんです。霧も全編にわたって入っていたりとか…。手をいれるカットがすごく多くて、さらには『撮影監督努めてくれ』と言われ、それもやりつつ、エフェクトもやりつつで…。」

磯:「だいぶ徹夜していただきました。」


−初めから大変だったんですね!−泉津井さんはBly-ray化の作業にも携わっていらっしゃいますが、作業はいかがですか?―

泉津井:「昔のデータをひっぱりだしてきて、当時撮影ミスをしていた部分や修正したい部分を、監督のオーダーと照らし合わせながら手をいれていきました。ただ、データがどこにあるかわからなかったりと、物理的に苦戦を強いられることもありました。撮影用データに付随するセル・背景・CGが全部バラバラだったので、まずそれらを探して、リンクをつなげて、読み込むという作業を繰り返し行いました。現行のソフトウェアのバージョンもあがっているので、当時のままだとうまく反映できなかったりするので、新しくプラグインかけなおしたり、設定をやりなおしたり。」

磯:「撮影の作業はお客様の目にはふれない作業なので地味な話題になってしまうんですが。素材を途中まで見つけたのにその先のデータがなくて“NO DATA”になったりしましたね、まさに古い空間で迷子になったような状況でした。探していてもう見つからない場合は自分で描いていました。」


−なるほど。では、野村さんに質問です。監督の絵コンテを演出する際に大変だったことはなんですか?―

野村 和也さん野村:「そうですね。コイルで僕が行った“演出、絵コンテ”という作業は、出来る限り監督のラフやイメージに近づくよう軌道修正してゆく、というものでした。監督から渡されるラフは絵的にすでに完成していて、きれいな線にしようとすると途端にニュアンスが変わってしまうんですね。たとえば、キャラクターのうわまぶたの線が1mmずれただけで、全然違う表情になってしまう、なのでコンテや演出の際には、描いている側もキャラクターの感情になるべくよせるようにして、イメージがブレないよう集中して作業をしていたことを覚えています。」


−監督とのやりとりはどのように行われたのですか?―

磯:「徹夜で絵コンテを野村くんと修正して、終わったと思ったら、尺が2分オーバーとかあったよね。」

野村:「ありましたね。僕は監督とよくいっしょに夜明けをみていた気がします。でも、2人3脚でやさせていただいて、とても良い経験になりました。」


−泉津井さんはそのやりとりをどのようにご覧になっていたのですか?―

泉津井:「当時の作業部屋を僕たちは“コイル部屋”と呼んでいるんですが、その席順が、僕の後ろの席に磯さん、通路を挟んだとなりに野村さんだったので、やりとりは常に耳にはいっていました。相談する時もすごくしやすかったです。」

磯:「話がしやすいからリテイクも出しやすかったという(笑)」
泉津井:「監督が『自分のモニターと僕のモニターのケーブルをつなげ』と言ってきてびっくりしたのを覚えています。私がやっている作業を後ろでいっしょにみながら、音響の打ち合わせをしましたよね。」

磯:「そうそう。選曲作業をもいっしょにやっていましたね。全ての機能が集中してるので、個人的に“戦闘ブリッジ”と呼んでいました(笑)」

野村:「スタッフとのあの親密な距離感はよかったですよね。」

泉津井:「野村さんが演出をやられている回で『こんな風にやりたい』ってすぐ相談できたり、足りない素材もすぐ野村さんが描いてくれて、それを私がスキャンして、っていうのがすぐできましたよね。他の現場だと1日かかってもおかしくないことがすぐできるっていうのはよかったですね。」

磯:「またそういう状況になったら一緒に徹夜しましょう(笑)」

泉津井&野村:「そうですね(笑)」


−スタッフ間でのやりとりがスムーズだったからこそ『電脳コイル』の緻密な世界観は出来上がったんですね。納得です。ちなみに絵コンテの作業で大変だったことは?―

野村:「僕が描いた絵コンテを磯さんにチェックしてもらった時、『物事を引いてとらえている。コイルでは、キャラクターの目線に近いアングルにしてださい。』と言われたんです。なので、なるべく自分もその場にいるような気持ちで、子ども目線で物事をとらえることを最後の最後まで意識しました。」


−本日上映する第1話は、このイベントのためだけのスペシャルバージョンとのことですが。―

磯:「本編ではキュッキュッとしか言わないオヤジにボーカロイドの声をつけてみました。軽い冗談で言ってみただけだったんですが、思いがけず実現してしまいました。Blu-rayには収録できませんが、イベントオンリーの余興として面白いものになったと思います。」


−オヤジファンの私としても楽しみです。また、監督のリテーク作業が一番多かったのが20話とさきほどおっしゃっていましたが。―

磯:「最終話のコンテが忙しくて、カッティング・アフレコ・ダビングすべてに立ち会えなかったのが唯一20話なんです。今回Blu-rayの作業では、気になっていたところは概ね手を入れましたが、そもそもリテークは自分の頭の中のイメージと違ってしまった部分を直す作業なので、その違っていた映像を先に見てしまったお客さんには「第一印象と違う!」と思われてしまうかもしれません。でもタイミングなど良くはなってるとは思うので、『本来監督はこうしたかったのか』と思っていただければと思います。」


−『電脳コイル』に関わられてからTV放送終了までに心境の変化はありましたか?−

泉津井:「作業をしているうちにどんどん作品そのものにのめりこんでいきました。そんな感覚ははじめてでした。ぎりぎりの時間・リソースの中で、現場の雰囲気としてもこれは絶対やりとげないといけない作品だという連帯感は生まれていました。」

野村:「特別な作品にかかわっているっていうのはわかっていたので、持てる力をもってして、やれるだけのことはやろう!という気持ちでした。作画監督・原画マン・演出といった絵が描ける人は滞っている動画をできる限り描いて、少しでもクオリティをあげようと一致団結していました。

磯:「電脳コイルの場合、脚本時に全力のネタを10パターンくらい考えて、一番合っているものだけを使うという贅沢なやり方をしてたんですが、企画当初からTV放送が終わるまでの間でということなら、ストーリーはだいぶ変化しましたね。 企画書の段階ではもっとハードな展開もありました。イサコがミチコさんに脅迫されて、ヤサコにトラックを差し向けてひき殺そうとするとか…、本当にいろんなパターンがありました。でも、振り返ってみれば、いまのかたちがベストだったのではないかと感じます。方向転換していくとき時は苦しみましたが。」

磯:「あ、ただ第12話「ダイチ、発毛ス」のような単発エピソードをもっとやりたかったという心残りはあります。」


ファンにはたまらない当時のお話や制作秘話をたっぷり聞かせてくださいました。 さて、今回のイベントでは公式HPから登壇者への質問を募集させていただきました。スタッフ陣で厳選に選定させていただきました。
ご応募いただいた皆様ありがとうございました。

≪磯監督への質問≫
−AR技術のようにアニメに取り込んでみたい技術はありますか?−

磯:「ありますけど、当然秘密です(笑)次回作でではありませんが、今後使うかもしれないので。基本的に、すでに知れ渡ってみんなが群がってる話題より、面白いのにまだ注目されていないっていうのが好きなんですよ。その意味でAR技術について言うと、そもそもARは技術としてはすでにあったんですが、あまりその面白さが理解されてなかった。当時すでに誰もが関心を持ってたVRは、説明がなければただのCGにしか見えないんですけど、ARは現実の世界にCGが浮かんでいるという「面白さ」が最初から備わっている。私の立場としては、こういう「面白さ」を備えた技術をもっと研究してほしいですね。」


≪泉津井さん&野村さんへの質問≫
−『電脳コイル』ならではの撮影方法・演出方法を教えてください。−

泉津井:「サッチーはCGで作っていて、CGで作ったものは基本的に画面上で動きをつけて撮影をします。予め3DCGソフトで色々な高さから見たサッチーを360°回転させた絵を作っておいて、その中からレイアウトに合う絵を選んで動画のように並べていき、その上でバウンドなどの動きや変形を撮影で付けていました。」

磯:「普通の3Dだと口で動きを説明しなくてはならないのですが、それだと私は自分で描いたほうが早い!と思っちゃうんです。なので前もって3D素材だけ出力しておいて、動きは2Dのソフトでつけてました。これなら口で説明しないで自分で動きを付けられますから。例えば2話の、信号機の奥から突進してくるサッチーの動きとか、あれは全部2Dの手作業で付けてます。」

野村:「絵コンテのタイムシートを切るときに、専門用語を使って指示出しをするのに悩んでいたんですが、監督が「普通の言葉で書けばいいよ」と言ってくれたんですね。で、現場でもそれがするっと通用したので、今の現場でもそれでやらせてもらっています。すごく勉強になりました。」

最後に、監督と仕事をしてみての印象をお聞きするとおふたりとも「つかみどころのない人、でもこちらが質問したことに対してはきちんと返答してくださる真摯な方です」とのことでした。

終盤では、登壇者に加え開場にいらしてくださった板津 匡覧さんの合同サイン色紙や磯監督のイラスト&サイン入りTシャツ&色紙といったレアグッスが会場にきていただいたお客様の中から抽選で選ばれた方にプレゼントされました。 当選された方々、本当におめでとうございました。
大盛況で幕を閉じた『電脳コイル探偵団集まれ!“夏期特別授業”開講!』。
スタッフもファンの方々と一緒に熱くなれた素敵な夢の一夜でした。時間を割いて見に来てくださった皆さま、遠方からはるばる来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!

'11/9/16更新

BD-BOX制作ブログ「第13回」

9月×日
@キューテック

長かったリテーク作業が遂に終了いたしました!
作画・音響・撮影・編集の全工程で、当初の予定よりかなり大量にリテークしていただき、より完成度の高い「電脳コイル」になったと思います。

一部話数(#1、12、20、26)は先日のバルト9でも上映しましたので、既にご確認いただけている方もいらっしゃると思いますが、とにかく細部までこだわって作業していただきました。

これからエンコード、オーサリングの過程を経てBDを仕上げていきます。
まだまだ作業は続きますが、とりあえず一段落です。

監督本当にお疲れ様でした。

映像特典も含め、マスターテープが完成しました。
完成尺が出たので、皆様にご報告です。

BD−BOX通常版(5枚組)は、本編650分+映像特典190分で合計約14時間
※キャストの実写対談インタビューが特典収録されます

BD-BOX豪華版(6枚組)は、更に194分の特典Discがついて、なんと合計約17時間14分
※NHK特番や、先日バルト9で上映した「おさらい篇」を収録

2クール作品のBOXの収録尺としては、異例の大ボリュームです!
※TVアニメ40話相当の映像尺ですね

「電脳コイル」の世界を満喫できる内容になっていると思います。
お手元に届くのと楽しみにしていてくださいね!


制作N

'11/9/14更新

BD-BOX制作ブログ「第12回」

9月×日
@TAC401st

「電脳コイル」オーディオコメタリ―収録日です。
皆様からご応募いただいたコメンタリー希望話数で、1位だったのが第26話でした。
※ちなみに2位は僅差で第12話でした

しかも、最終話だけだと語りきれないところもあるので、なんとラスト前25話も急遽収録していただくことになりました!

監督とご相談してご出演者にオファーいたしまして、豪華スタッフでの収録が実現しました!

第25話は、磯監督、絵コンテ・演出の野村和也さん、作画監督の板津国覧さん
第26話は、磯監督、撮影監督の泉津井陽一さん、OPコンテ・#26原画を担当された平松禎史さん
にご出演いただきコメンタリー収録いたしました。

お忙しい方々ばかりですので、こんな豪華スタッフで収録できて非常に嬉しかったです!
作画論・演出論・制作当時の貴重な思い出話等が聞けて、感動しました。

豪華版・通常版ともに収録されますので、是非聞いていただきたいです。


制作N

'11/8/25更新

BD-BOX制作ブログ「第11回」

8月×日
新規コメンタリー収録の日。
とても和やかな雰囲気でコメンタリーがスタートしました。
8/27に、ぜひ聴いて楽しんで下さいね!
コメンタリー終了後に、感想もいただきました。



ヤサコ役:折笠富美子
オーディオコメンタリーのお話をいただき「何話?」と思っていたら…ヒゲ回でした(笑)

久しぶりの矢島さんと斉藤さんとのコイルトーク。
アフレコの時の、キャスト陣も思わず笑っちゃう雰囲気が甦って、とても楽しい収録でした。ありがとうございました。

京子役:矢島晶子
久々に「電脳コイル」のメンバーに会えて嬉しかったです!
風変わり?で面白い作品でしたので、楽しかったアフレコを思い出しました。
お姉ちゃん「ヤサコ」の声を久々に聴いた時、なんだかなつかしくてウルッとしました。「ダイチ、発毛ス」は、タイトルからして興味をそそられる(笑)回でした!
皆のヒゲヅラを見て、コメントよりも普通に笑ってしまいました。
皆様にもまたブルーレイボックスで楽しんで頂けましたら幸いです。

ダイチ役:斉藤梨絵
久しぶりにヤサコとキョウコに会えて嬉しかったです!!
イサコにひげは生えたのか…猫目はやっぱり猫みたいなひげだったのか…なんて思いながら観ていました。
このエピソードを選んでくださってありがとうございます。

'11/8/11更新

BD-BOX制作ブログ「第10回」


リマスター作業が終了した一場面を紹介します!





第12話「ダイチ、発毛ス」の一場面。
ダイチに生えたイリーガルが大増殖!
DVDではみることができなかったイリーガルが、Blu-rayでは画質がクリアになり、みることができるようになった、という制作側の遊び心満載の意図も隠されています。
この場面はほんの一例です。
他にもこういった意図のもと、リマスターしている箇所がたくさんありますので、 商品購入いただいた際はぜひ、発見してみてくださいね!

制作N

'11/8/9更新

BD-BOX制作ブログ「第9回」

8月×日
@キューテック4編

「電脳コイル」BDフォーマット作業3日目。
#19〜#26までをフォーマットします。



物語も佳境です。コイルには切ないお話も多いですが、中でも#24「メガネを捨てる子供たち」はいろいろ考えさせられます。
これからは手に触れられるものだけ信じて生きていくねというセリフが印象的です。
目に見えないもの、手に触れられない大事なものって確実にあって、いつの間にかそういったものを信じられなくなってしまうんですよね。
自分の子供の時は、どうだっんだろうとか思います。

本編のテープができあがりつつある中で、平行してBDエンコードの画質チェックを行っています。
コイルはDVDの時は本編に撮影でザラザラした粒子を加えた映像として完成していました。
当時と、地デジでHD画質が浸透した今では、エンコードに対する考え方も違います。
今回のBDエンコードでは、できるだけ粒子を減らして見やすくする方向で調整しています。
元の映像にある粒子をどうやって減らすか、技術的にもすごく大変でデリケートな作業になります。
これぞHDリマスターやってるぞって感じですね。
2011年版「電脳コイル」を楽しみにしててくださいね。


制作N

'11/8/3更新

BD-BOX制作ブログ「第8回」

7月×日
@キューテック4編

「電脳コイル」BDフォーマット作業2日目。
#10〜#18までをフォーマットします。
この日もリテークカットを挿しながらの作業です。



DVD制作時にもかなりリテークしていたのに、まだ直すところがあるのかと思うのですが、監督のこだわりがすごいんですよ。
HD時のテクニカルリテークだけでなく、演出から修正している箇所も多々あります。
今日の作業だと#12の「ひげ」の回がそれでした。
なんと「ひげ増量」のリテークが多数。
確かにダイチのひげが増えています。
実際どうなったかはBDで確認してみてくださいね。

本編リテークではないのですが、昨日、板津さん(本編の作画監督さん)に描いていただいているBD化宣伝イラストの線画があがってきました!
イラスト版権は、発注→ラフUP→線画→仕上げ→特効→撮影→納品という段取りがあります。
この工程に通常1ヶ月ぐらいかかります。

線画ですが、優子とデンスケが超カワイイです!
私の発注時は優子とデンスケだけだったのですが、板津さんの方でサッチーを増やしていただきました。
サッチーは3DCGデータなんですよ。
イラストが完成するのが超楽しみです。

制作N

※イラストは現在公式HPにアップされているものです。

'11/7/29更新

BD-BOX制作ブログ「第7回」

7月×日
@バンダイビジュアル

今日はデザイナーさんと打ち合わせです。
DVDの時もお世話になったROBOTの冨永さんが今回もデザインしてくれることになりました。
磯監督との打ち合わせで出たアイデアをフィードバックしながらの、打ち合わせです。
商品制作でデザイン打ちが一番楽しい作業かもしれません。
いろいろ夢が膨らみます。
かなり凝ったデザインと印刷仕様の商品にできそうです。

通常版は豪華版とはまた違って、シンプルで上品なデザインになりました。
僕はこっちのデザインも好きです。

てか両方欲しい!!

制作N

'11/7/26更新

BD-BOX制作ブログ「第6回」

7月×日
@キューテック4編

「電脳コイル」BDフォーマット作業初日。
#1〜#9をつなぎます。

オンエア当時の編集エンジニアと、制作担当も入り作業開始しました。



DVD用のリテークカットが反映されている、DVDマスターのHDCAM-SRを出し素材にして、BDマスターのフォーマットで収録します。
放送当時もNHKさんではHD放送していたので、映像原版はHDCAM-SRという高画質対応のテープで制作していました。

テープに収録しながらHDモニターでチェック作業があります。
DVD画質だと分からなかったところもHD画質対応で徹底的にリテークします。

今回のリマスターとリテーク作業は磯監督指揮の元、当時のバンダイビジュアルのプロデューサーで現キネマシトラスの松家Pの協力を得て行っています。

本日の収録話数でも数カット再撮影でリテーク作業を行いました。
リテークカットは磯監督自ら行ったカットをサーバーにUPし、それをリアルタイムでDLして映像原版に収録していきます。
放送からDVD、DVDからBDと「電脳コイル」は更に進化しております。
楽しみにしていてください。

制作N

'11/7/18更新

BD-BOX制作ブログ「第5回」

7月×日 宣伝担当Hです。

Blu-ray Disc Boxの発売のその時まで、

皆さんに楽しみながら待っていてもらいたい!
(&予約ボタンをぜひクリックしていただきたい)

という一心から、

スタッフ一同打ち合わせをしています。

なにやら大人数集まっていますが…。。

決定事項は近日発表します!お楽しみに!!

'11/7/14更新

BD-BOX制作ブログ「第4回」

宣伝担当Hです。
皆さん無料配信はお楽しみいただけましたでしょうか?
1〜6話がバンダイチャンネルで明日正午まで無料でご覧いただけます!
1話と7〜11話は明日正午から22日正午まで無料配信していますので、引き続きご覧いただければと思います!

ちなみに1〜6話では、イサコ様の女王様っぷりが楽しめる第4話「大黒市黒客クラブ」がオススメです。
電脳合戦が見所ですよね。

'11/7/11更新

BD-BOX制作ブログ「第3回」

宣伝担当 Hです。
発売情報解禁早々、ブルーレイボックスのご予約をしていただたいた皆様、本当にありがとうございます!

商品詳細に関してブログからどんどん発信していこうと思っております!
発売まで制作ブログを時々覗きにきていただけたら嬉しいです。

さっそく、商品仕様についてのご紹介です。
限定版につく特製ダーツのカードのイラスト面のデザインはこんな感じです!



先着分はまだ若干数量がありますので、ぜひご予約下さい。

また、8/12まで生原画とコメンタリーの希望話数の投票を受け付けておりますので、どしどしご応募いただければと思います!
投票期間中、無料配信も1週間ごとに5話ずつ行ってますのでそちらもお楽しみください。


さてさて、皆様今回のブルーレイボックスを発売するにあたり、CMはご確認いただけたでしょうか?
CMの解説というのも野暮なのですけど、ちょっとだけ。

「電脳コイル」は今と地続きのちょっと未来の子供達の冒険譚です。
オトナの気付かぬところでホンキの「ごっこ遊び」が展開されます。
それを称して
「あの頃は日常(まいにち)が冒険だった」

というキャッチに集約しました。
でも、楽しさの中で、子供達しか気付けない、辛さ、哀しさ、痛みにも直面してそれを自分たちで克服していくお話でもあります。
ヤサコやイサコ達が直面する「痛み」とその向こうにある「真実」、
それを
「痛みの先に真実(ほんとう)がある」

というもう一つのキャッチに入れてみました。

2つの要素を15秒CMひとつにまとめるのはちょっと難しくて、楽しさを象徴するバトル編と気持ちを象徴する回想編にまとめて見ました。
どちらも素敵な折笠さんのナレーションで、同じ単語に異なる柔らかいニュアンスを込めていただきました。


編集作業の一場面です。


まだご覧になってない方はぜひ公式HPからご確認下さい。

また全26話をまとめるという、ちょっとあり得ないオーダーの新規PVも制作中です!ディレクターは既に遠い目になっています(笑)

BOX発売までまだまだ盛り上げていきますので、応援のほどどうぞよろしくお願いします!!

'11/7/9更新

BD-BOX制作ブログ「第2回」

6月×日
@キューテック MA−2

今日はCMのナレーション収録です。

BD−BOXのCMは2種類あります。
コイルといえばスーパーアニメーターさんたちがバリバリ動かしている映像も売りのひとつなので、それを堪能できるバトル編。
もう一つが、放送当時の思い出や自分の夏休みの思い出を思い出してもらいたくて作った回想編です。

ヤサコ役の折笠さんにスタジオまで来ていただいて収録しました。
放送から4年も経っていますが、まったく変わらない声で超癒されました。
ディレクターも「鳥肌立った!」と言っていました。
この公式HPでも見られるので、是非確認してみてくだださい。

収録後に写真を撮らせていただきました。
一緒に映っているのは当時販売していたぬいぐるみの「デンスケ」と、
宣伝担当が手作りした「オヤジ」です。



クオリティ高いです。

制作N

'11/7/8更新

BD-BOX制作ブログ「第1回」

みなさん、こんにちわ。BD-BOXの制作担当Nです。
今日からBD-BOX制作ブログを始めました。

今回のBD化には沢山のスタッフの協力を得て行っています。
BD化の過程を日記に書くことで、
我々の「コイル愛」が皆様に伝われば嬉しいです。

6月11日
@バンダイビジュアル

豪華版BD-BOXの版権打ち合わせで、磯監督にバンダイビジュアルにいらしていただきました。

豪華版はBOX・インナーともに磯監督自ら描き下ろしていただくことになりました。

過去に発売したいろいろなBOXを検証して、「コイル」らしいBOXにすべく打ち合わせをおこないました。
30箱ほど監督に見ていただき、いろいろアイデアを出しながら打ち合わせは進んでいきます。

打ち合わせのかいあってBOXの方向性が見えました!
コイルらしい凝った仕様で商品化できそうです。
謎解き的な要素もあるかも!!

また、配信で協力いただいているバンダイチャンネルさんでのプレゼント用に、当時の放送ポスターにサインをいただきました!
なんとデンスケ、オヤジ、サッチー、モジョ、ミゼットのイラストも描いていただきました。
これは超プレミアムですね!



てか私が欲しいです。

制作N