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89番目のおんがく 2

89番目のおんがく 2

次第に明らかになる玉森の心の闇。<br>手を取り合い奏でる音楽の先には何があるのか…。渾身のヒューマンドラマ、完結!

著者 篠田芽衣子
ジャンル コミックス
コミックス > リュウコミックス
シリーズ リュウコミックス
出版年月日 2016/09/13
ISBN 9784199505263
判型・ページ数 B6
定価 682円(税込)
死んだ天才ピアニストの兄の呪縛に苦しめられていた上城裕也は、彼に手を差し伸べた玉森深月とともにコンクールに出場した。
上城の苦しみ、そして明らかになる玉森の心の闇。
心に傷を負った少年二人が、見失った“自分の音“を求めてもがいた先には何があるのか。
渾身のヒューマンドラマ、完結!
  • 篠田芽衣子
    1990年生まれ。和歌山県出身、在住。 京都精華大学マンガ学部卒。コミティアの出張編集部持込がデビューのきっかけとなる。 一人カラオケと古典的な洋服が好き。
抄書茶飯
もしもピアノを弾けば二度と弾けなくなる、―表紙の少年のその理由を明らかにしていく二冊目。主人公に陽気にふるまう彼もまた他言できない悩みを持ち、応えよう、しかし応えれば自分が死ぬということを不器用だが抱えながら、人としての輪郭を持ち合わせているばっかりにすべてを守ろうと奮闘しながら、ひずみに、確実に足を取られる全貌が明らかになる。余裕のない者のそばにいるとこういう感性の高いほうの者が毒されていく典型例を見たのと、言葉のひとつひとつがぞっとしてすごくいい。お気に入り。堂々完結です。
かー
楽しみにしていた2巻!わくわくしながら読みました。想像以上に重くて、途中読んでいて辛くなりました。読む前はもっとスッキリ爽やかに終わるのかと思っていましたがじんわりと重いものを残して終わりました。けど、前向きな終わり方はしているので良かった。妹との関係性や、主役2人の今後も、もっとじっくり読みたかったです。

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