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参勤交代の真相

参勤交代の真相

殿様急死、刃傷沙汰、借金取り立て・・・。時代劇ではわからない大名行列の珍道中!

著者 安藤優一郎
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2016/09/02
ISBN 9784199070679
判型・ページ数 文庫・320ページ
定価 913円(税込)
時代劇や時代小説でよく取り上げられる参勤交代。その実態はどのようなものだったのか? 殿様急死、刃傷沙汰、借金取り立てなど、意外と知られていない参勤交代の実像を通して、大名の実生活を解き明かします。時代劇や時代小説がより楽しめるようになる一冊です。
  • 安藤優一郎
    1965年生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。JR東日本「大人の休日倶楽部」などで生涯学習講座の講師を務める。主な著書に『30の名城からよむ日本史』『30の神社からよむ日本史』(日経ビジネス人文庫)、『大名屋敷「謎」の生活』(PHP文庫)『江戸の不動産』(文春新書)、『参勤交代の真相』(徳間文庫カレッジ)などがある。。
あーさー
ザックリとしたイメージしか持っていない「参勤交代」を、その始まりから終焉まで、豊富なエピソードとともに分かりやすくまとめた一冊。楽しく読みました。
tokumei17794691
・参勤交代の大名行列は、余計な物を運びすぎでは? 天下泰平の江戸中期以降でも、米、味噌、醤油、風呂桶、トイレなど、宿にありそうな物まで運んでいる。「殿様の安全が第一」とはいえ、どこの独裁者か? 運ぶ物が少なければ、それを運ぶ人件費が少なくて済む。「運ぶ物」を減らせなかったのか? 一時的とはいえ、参勤交代の緩和を行った吉宗ですら、それを命じられなかったのは? について言及がないのは残念。・半分ぐらいは、既読の本書の参考文献や、著者安藤氏の別の著書で知っていることで、新鮮味は少なかった。

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