高倉健と任侠映画

高倉健と任侠映画
著者 山平重樹
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2015/02/06
ISBN 9784199070280
判型・ページ数 文庫・464ページ
定価 1,023円(税込)
  • 山平重樹
    1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、フリーライターとして活躍。著書にベストセラーとなった「ヤクザに学ぶ」シリーズほか多数。「愚連隊伝説 モロッコの辰」など映像化された著作も多い。近著に「爆弾と呼ばれた男 ボンノ外伝 破天荒一代・天野洋志穂」(徳間書店)、「力道山を刺した男 村田勝志」(かや書房)がある。
midnightbluesky
素晴らしい内容なのに、書き手によってこれほど冷静になれるものなのか、と変な感心をしてしまった。
蛭子戎
任侠映画の流行からやがて実録映画に変わっていき、また任侠映画が復活する。警察が厳しくなった現代では信じられないことだが昭和の日常だったのだろう。その中心にいたのが大スター高倉健だった。とは言っても本作では、それほど高倉健さんのディスコグラフィやひととなりに触れる箇所は多くない。むしろ当時の任侠映画界にどれほど大きな存在だったかにページが割かれている。そしてやがて高倉健自身任侠映画から離れていくことになる。その後も続く任侠映画は、しかし初期の中心メンバーが亡くなることによって終わりを告げることになる。

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