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式神の名は、鬼
満月の夜ごと百鬼夜行が訪れ、妖怪に襲われる──その標的は八百比丘尼(やおびくに)の血を引く肉体!? 代々続く陰陽師で、妖怪に付き纏われる人生に膿んでいた櫂(かい)。無限の連鎖を断ち切るには、身を守る式神が必要だ──。そこで目を付けたのは、数百年間封印されていた最強の人喰い鬼・羅刹(ら せつ)!!「今すぐお前を犯して喰ってしまいたい」解放した代わりに妖怪除けにするはずが、簡単には使役できなくて…!?
アッちゃん
シリーズ①後追い組はシリーズ通して読めるのがラッキー♪面白かった。陰陽師の櫂の一族を、人魚の肉を食べた尼さんの子孫だとのニセ情報に乗せられた妖怪達が、満月になると百鬼夜行で襲ってくる…。強力な味方が欲しくて鬼の封印を解き、色仕掛けで何とかしようとするけれど…。なんともならんねぇwしかも櫂の寿命が半年とか( Ꙭ)!鬼の羅刹は強いし、厄介事が次々起きるし大変。房中術にかかっているはずだけど、伊織の事と櫂の「嫌いになる」のワードに反応してたのに恋の予感が。式神といえど、伊織が不憫だわ。
ユウ
★★★★★ 電子。満月の晩に妖怪に襲撃されるため鬼のボディガードを付けようと房中術で懐柔しようとしたけどなんか上手くいかない話。1巻時点では甘さはほとんどないけど段々鬼の羅刹が櫂に執着していくのがいい。執着攻めを目指してるとのことなので2巻以降楽しみ。羅刹が人になれたりなど都合よくて良いのですが、1巻では鬼の姿で致す場面がほとんどなので櫂が痛そうでエロさはあまり感じなかった。呪いを受けてあと半年の命の櫂が伊織が眠り続ける謎を解明出来るのか。続きが気になる終わり方で2巻へ。