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恋人は、一人のはずですが。
小説投稿サイトで、稀有な才能を持つ作家を発見!! 見つけたのは、文芸誌の編集者・森藤東護。この作者にもっと書かせたい――惚れ込む東護だが、著者のマサトは、心温まる作風とは違い横柄な態度で書く予定はないと告げる。どうにか口説き執筆を約束させるが、その直後、なぜか大ベストセラー作家・柳瀬優から担当編集の指名が!! 戸惑いつつ柳瀬を訪ねるが、その顔はマサトと瓜二つで!?
ametrine
どう決着が着くのかわからなかったけど、この題材のものでは多分珍しい終わり方かな。面白かった。
雪雫
★2。 東護の元々プライド高そうな性格から更にマサトに対して編集者として見つけてやった的な上から目線のさぁ次を書けな態度にイラッ。冒頭で多重人格は予想出来ました。が、東護がこれだけヒントを貰っても気づかず想像力が足りなさすぎと、そうと知っても優側を慮る事なくマサトに書かせる事しか言わずまたイラッ。マサトの割合が多くなればその分優の存在や仕事にも影響出る事に気づかないのも編集者としてダメでしょ。上手く統合を考えてあげるべきだったのに。優が東護への想いを諦めて他の人を好きになったらどうすんだ? H飛ばし。