電子書籍あり
伯爵と革命のカナリア
美しい白い翼に、天使の歌声をもつ有翼人種――通称カナリア。愛玩品として見せ物小屋で歌うことを強いられていたノワールは心も声も枯れ果てていた。「そのカナリアは、私が言い値で買おう」そんなノワールを冷たい声で買ったのは美貌の貴族の男・シルヴェストル。不機嫌そうな新しい主人に、ノワールは怯えるばかりで…!? 王政への不満が募る革命前夜、身分差の愛に、激しい嵐が吹き荒れる!!
アッちゃん
作家さん買い。面白かった。未開の地に住んでいた少数民族の有翼人種の『カナリア』の受け・ノワール。娼館に売られてしまうところを伯爵攻め・シルヴェストルに助けられる〜お話。幼くて不憫で健気な受けを救ってくれて育てくれた伯爵攻めが、溺愛過ぎて独占欲が強く大人げないのが好きなのよねぇ。最初の冷たい印象はどこいった?っていう豹変ぶりにニヨニヨよ。ブドウの汁が指に付くから剥いてくれたり、本当は革命なんてそっちのけでノワールだけがいればいいと思ってるwノワールの成長も好ましいし。他のカナリア達も幸せになってほしいな。
tanya
再購入。革命後の甘いお話も希望でした。