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ハイブリッド
~愛と正義と極道と~
俺のモノをフェラできたら、借金はチャラにしてやる――新進弁護士の貴良にそんな無体な要求をしたのは、青龍会の若頭・冴木。貴良は偽りの依頼でAVの撮影スタジオに連れ込まれ、抵抗の挙げ句、撮影機材を壊したのだ。「理不尽な金を払うよりマシだ」――一瞬の躊躇を振り払い、貴良は慣れない口淫を始める。ヤクザに怯まず、行為の最中も睨みつける強気な姿を、なぜか冴木に気に入られて!?
chisarunn
昨日呼んだ「十億のプライド」と、ほとんど同じシチュエーション。お金と引き換えに身体をよこせ、と言われた主人公。あっちは十億(の取引)こっちは千五百万と差はあるが、金額の多寡が問題ではなく、申し出た人の問題である。十億のほうは「やめとけよ」と言ってくれた同僚とくっつき、こっちは千五百万と言ってきた人がヤクザだったにも関わらず恋愛関係に。小説が巧みな作者ではあるが、十億のほうはちょっと迷いがあったらしく結果オーライなのにパッとしない。こちらはありがちなキャラ設定だったが楽しく読めた。続編がありそうだ。
まふぃん
ここ最近の愁堂先生のキャラでは一番好きかな。くよくよしてないところがいい。サスペンスとしても面白かった。ラブ度は殆どないので、続編あったらいいなにな。