蜜を喰らう獣たち

蜜を喰らう獣たち

超能力を駆使して戦う傭兵と、癒しの力を持つ「蜜花」──肉体と精神を削って生きる能力者たちの、愛と生への執着の軌跡!

著者 宮緒葵 著・文・その他
笠井あゆみ イラスト
ジャンル 文庫
文庫 > キャラ文庫
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ キャラ文庫
出版年月日 2014/11/27
ISBN 9784199007767
判型・ページ数 文庫・274ページ
定価 660円(税込)
千里眼や念動力など、超能力を駆使して戦う傭兵たち──。
その力を世界各国に売り込む組織「エクス」に所属する凪は、非力な17歳の子供。
けれど凪は、能力者たちの疲弊した精神を己の身体で癒すことができる「蜜花」と呼ばれる存在だ。
そんな凪が密かに想いを寄せるのは、組織随一の有能な闘犬、シナト。
戦地での疲れを癒してあげたいのに、どんなに懇願してもシナトはなぜか抱いてくれなくて…!?
  • 宮緒葵
  • 笠井あゆみ
まりも
超能力持ちの傭兵組織の「蜜花」として孤島の花園で暮らすナギ。ナギに過保護な最強の闘犬でありストイックな東洋人シナトと、ナギに対して意地悪な態度だけどときおり優しさもみせる千里眼もちの金髪優男イービス。組織を逃げ出したシナトとナギ、追手のイービス。謎に包まれたナギの過去。要素てんこ盛りですが、さすがの筆力。面白い3Pものでした。メインの3人もよかったんですが、悪役のラスボス、エリヤと側近のアウィスに性癖を抉られました。けっして商業BLでは主役を張れないカップリングですが、大好きです!宮緒先生ありがとう!
nyan
念動力が使える闘犬+思念を読み取れる猟犬×密花。超能力を武力として売る組織エクス。能力者は闘犬と猟犬に分かれる。能力を使うことによってたまる負荷を癒す力を持つ密花。花園の密花で落ちこぼれのナギだが、高い能力を誇る闘犬のシナトだけはナギを特別に扱っていて。超能力者をまとめる組織、シナトはなぜナギに優しいのか、イービスはなぜナギにかまうのか。次々に送り込まれてくる追手との戦いと読み応えがあって面白かった!組織の総帥エリヤと常にそばに侍るアウィスとの関係が切なかった。

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