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うつけ世に立つ

岐阜信長譜

うつけ世に立つ

その男、魔王か――?それとも真の文化人か?“岐阜”を作り、市場を開き、鵜飼を育て、笑いを愛した信長の真実の姿が明らかに!

著者 早見俊 著・文・その他
ジャンル 文庫 > 徳間文庫
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2018/08/02
ISBN 9784198943776
判型・ページ数 文庫・576ページ
定価 957円(税込)
第23回中山義秀文学賞最終候補作がついに文庫化! 破壊の魔王なのか、それとも優れた文化人なのか――。乱世の真っ直中、落語や鵜飼などに興じた戦国の覇者織田信長が、天下布武の印に込めた思いは何だったのか? 離縁した帰蝶、宿敵の斎藤龍興、落語の祖である安楽庵策伝らを通じて、信長自らが命名した岐阜で過ごした時をかつてない視点で描き出す。岐阜市〈信長公450プロジェクト〉とウェブサイト〈歴史行路〉のコラボから誕生した人気小説。
  • 早見俊
    1961年岐阜県生まれ。法政大学経営学部卒。会社員を経て執筆活動に入る。2006年『びーどろの宴 淀屋闕所始末』で作家デビュー。2016年、織田信長岐阜入城450周年記念プロジェクトの一環として『うつけ世に立つ 岐阜信長譜』を刊行、同作で第23回中山義秀文学賞候補。2016年、歴史時代小説作家集団・歴史小説イノベーション「操觚の会」創設に参加、副長を務める。2017年「居眠り同心 影御用」「佃島用心棒日誌」シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。「無敵の殿様」「闇御庭番」「御蔵入改事件帳」などの人気シリーズの他、『労働Gメン草薙満』『ブリザード D6犯罪捜査チーム』など現代小説も手がける。
Porco
岐阜城を居城とした時代の信長を描いた小説。信長包囲網を崩そうと戦う姿が描かれます。信長を描くにあたって、帰蝶(濃姫)をどうするかも重要なポイントの一つだと思いますが、本作では早々に離縁され、美濃を追われた斎藤龍興とともに反信長側の立場にあります(最終的には、、、ですが)。話の進み方も丁寧に描かれていて、いい小説でした。
もとさん
話の最後がちょっと尻切れトンボな感じ

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