徳間文庫

師走の扶持

京都鷹ヶ峰御薬園日録

澤田瞳子/著


発売日:2018年05月02日
ISBN:978-4-19-894354-7
判型/仕様:文庫判
定価:本体650円+税

 内容紹介

師走も半ば、京都鷹ヶ峰にある藤林御薬園の懸人、元岡真葛のもとを亡母の実家、棚倉家の家令が訪れた。若殿の祐光が咳病で寝ついており、真葛に往診を頼みたいという。真葛の祖父である棚倉家の主、静晟は娘の恋仲を許さず、両親が亡くなり独り身となった真葛を引き取りもしなかったが……。持ち前の聡明さと豊富な知識で人びとの悩みを解きほぐす女薬師の活躍。『若冲』『火定』等でいま最も注目される歴史小説家の時代連作集。シリーズ第二弾。

 著者プロフィール

澤田瞳子
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で、本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞。15年『若冲』で第153回直木賞候補。16年、同作で第9回親鸞賞を受賞。17年『腐れ梅』で第8回山田風太郎賞候補。同年、『火定』で第158回直木賞候補ならびに第39回吉川英治文学新人賞候補。著書に『日輪の賦』(幻冬舎)『ふたり女房』『秋萩の散る』(徳間書店)『夢も定かに』(中央公論新社)、エッセイ『京都はんなり暮し』(徳間文庫)などがある。

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