電子書籍あり

荒波越えて

廻船料理なには屋

荒波越えて

大坂から江戸へ出て、料理屋を営む兄妹。習慣、味覚の違いから生まれる様々な出来事は、ときに事件に発展し……。痛快娯楽小説。

著者 倉阪鬼一郎
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2018/05/02
ISBN 9784198943493
判型・ページ数 文庫・320ページ
定価 737円(税込)
菱垣廻船で味噌や醤油などを運んでいる大坂の廻船問屋浪花屋。主人はその食材を用い、江戸で上方の味の料理屋を開くことを思い立つが、下見の途中で船が難破した後、行方知れずに。
その意思を継いだ次男と妹は、江戸で廻船料理なには屋を開くが、東西の味の違いに苦労する。
しかし、八丁堀に近いため、町方の同心、お忍びの奉行なども珍しがって常連になって、ようやく軌道にのるが、豪商と呼ばれる和泉屋から難題が持ち込まれ…。
  • 倉阪鬼一郎
    1960年三重県生まれ。早稲田大学大学院中退。87年『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。幻想小説からホラー、ミステリ、時代小説と幅広いジャンルの作品を発表している。
kmzwrs5781
上方の味を江戸に。人と人の繋がりや結びつきはやっぱりあの時代は強い。縁を大切に幸せはいずれ必ず訪れる。
数奇屋
次巻へ

関連書籍

ネット書店で購入する

定価737円(税込)

電子書籍を購入する

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加