電子書籍あり
荒波越えて
廻船料理なには屋
菱垣廻船で味噌や醤油などを運んでいる大坂の廻船問屋浪花屋。主人はその食材を用い、江戸で上方の味の料理屋を開くことを思い立つが、下見の途中で船が難破した後、行方知れずに。
その意思を継いだ次男と妹は、江戸で廻船料理なには屋を開くが、東西の味の違いに苦労する。
しかし、八丁堀に近いため、町方の同心、お忍びの奉行なども珍しがって常連になって、ようやく軌道にのるが、豪商と呼ばれる和泉屋から難題が持ち込まれ…。
その意思を継いだ次男と妹は、江戸で廻船料理なには屋を開くが、東西の味の違いに苦労する。
しかし、八丁堀に近いため、町方の同心、お忍びの奉行なども珍しがって常連になって、ようやく軌道にのるが、豪商と呼ばれる和泉屋から難題が持ち込まれ…。
kmzwrs5781
上方の味を江戸に。人と人の繋がりや結びつきはやっぱりあの時代は強い。縁を大切に幸せはいずれ必ず訪れる。
数奇屋
次巻へ