徳間文庫

穴めぐり八百八町

穴屋でございます

風野真知雄/著


発売日:2017年06月02日
ISBN:978-4-19-894337-0
判型/仕様:文庫判
定価:本体660円+税

 内容紹介

どんな物にも穴を開ける「穴屋」佐平次のもとを訪れた恰幅のいい姫君。憎き姫君に茶会の席で恥をかかせるため、三百両もする茶碗に穴を開けてくれという。後を尾けた先は薩摩屋敷。姫の話では藩邸内で佐平次やシーボルト、北斎の噂が出ているらしい。きな臭さを感じつつ依頼を成功させた佐平次だが、知らぬ間に懐に入っていた紙には、佐平次の本名「倉地朔之進」の文字が……(洩れる穴)。[『穴屋佐平次難題始末 穴めぐり八百八町』改題]

 著者プロフィール

風野真知雄
1951年福島県生まれ。93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞。2002年、第1回北東文芸賞を受賞。15年「耳袋秘帖」シリーズで、第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。15年『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞。

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