徳間文庫

六文銭の穴の穴

穴屋でございます

風野真知雄/著


発売日:2018年03月07日
ISBN:978-4-19-894316-5
判型/仕様:文庫判
定価:本体640円+税

 内容紹介

〈どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ〉という看板を掲げる珍商売「穴屋」佐平次。ある日、高橋荘右衛門と名乗る身なりのいい武士が訪ねてきて、傘に穴を開けてほしいという。吉原の花魁に入れあげた信州上田藩主・松平忠学を諫めるためだった。依頼は無事成功したが、荘右衛門は再び佐平次のもとへやってきた。大目付の早坂主水之介は、先祖が真田家に打ち負かされ、大名になれなかったことで上田藩と松代藩を逆恨みしているという…。

 著者プロフィール

風野真知雄
1951年福島県生まれ。93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞。2002年、第1回北東文芸賞を受賞。15年「耳袋秘帖」シリーズで、第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。15年『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞。

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