徳間文庫

夏の雁

仕舞屋侍

辻堂魁/著


発売日:2018年02月07日
ISBN:978-4-19-894310-3
判型/仕様:文庫判
定価:本体660円+税

 内容紹介

揉め事の内済を生業とする九十九九十郎を地酒問屋《三雲屋》の女将曾良が訪ね、七雁新三という博徒の素性を調べてほしいと大金を預ける。新三は岩槻城下の貸元に草鞋を脱いでいるらしい。三雲屋も曾良も岩槻の出身だった。九十郎は貸元を訪ねる。二十一年前、藩勘定方が酒造の運上冥加を巡る不正を疑われ組屋敷を追われた。三雲屋が藩御用達になり店を大きくしたのはそれからという。闇に埋もれた真相を九十郎の推理と剣が抉りだす。書下ろし長篇剣戟。

 著者プロフィール

辻堂魁
1948年、高知県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て作家デビュー。骨太な筆致で描かれる人物造詣や物語展開には評論家・縄田一男も脱帽。「風の市兵衛」「夜叉萬同心」シリーズなどが読者の絶大な支持を得ている。

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