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対決、示現流
江戸家老塩谷隼人二
尼崎藩江戸家老・塩谷隼人は、国許の農政改善への協力を求め、農学者の大蔵永常を訪ねる。永常は快諾の代わりに身辺警固を頼んできた。承知した隼人は相次いで不審な刺客と対決する。永常は幕府と薩摩の双方から狙われていたのだ。日の本の農業を向上させて民が飢え死にしない世を目指す彼が、怪しき人物であろうはずがない。隼人は薩摩藩前藩主・島津重豪の手の者と対峙することとなる。
とし
江戸家老塩谷隼人「対決、示現流」2巻。尼崎四万五千石と薩摩七十七万石それに幕府が絡んだ農学者大蔵永常の奪い合い最後は上手く纏まるが、大蔵永常の最後の言葉が気にかかりますね、次巻にも絡んでくるのか。