徳間文庫

関越えの夜

東海道浮世がたり

澤田瞳子/著


発売日:2017年11月02日
ISBN:978-4-19-894274-8
判型/仕様:文庫判
定価:本体660円+税

 内容紹介

両親と兄弟を流行り風邪で亡くし、叔母に育てられている十歳の少女・おさき。箱根山を登る旅人の荷物持ちで生計を立てている彼女は、ここ数日、幾度も見かける若侍が気になっていた。ふつう、旅人は先を急ぐはずだが、誰かを待っているのか?(「関越えの夜」)表題作ほか、品川宿から京都まで、東海道を上るさまざまな人々の喜怒哀楽を描く時代小説集。『孤鷹の天』デビュー以前に書かれた、澤田瞳子の原点がここに。

 著者プロフィール

澤田瞳子
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で、本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞。15年『若冲』で第153回直木賞候補。16年、同作で第9回親鸞賞を受賞。著書に『日輪の賦』(幻冬舎)『ふたり女房』『秋萩の散る』(徳間書店)『夢も定かに』(中央公論新社)、エッセイ『京都はんなり暮し』(徳間文庫)などがある。

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