徳間文庫

無間如来

妖草師

武内涼/著


発売日:2017年09月07日
ISBN:978-4-19-894260-1
判型/仕様:文庫判
定価:本体660円+税

 内容紹介

(この寺はなにか怪しい)――絵師・曾我蕭白は胸騒ぎがした。江戸中期・宝暦八年、画業で伊勢に来た蕭白は、熱狂的な信者を集める寺を知る。植物状の異様な宝冠をかぶる本尊、同様の衣をまとう僧侶の周りで起こった怪死。蕭白は京に住まう妖草師・庭田重奈雄に至急の文を送った(表題作)。異界の魔草と闘う重奈雄の前に続々と現れる凶敵草木、さらには、彼の許婚・椿の心を掻き乱す美貌の武家娘が重奈雄のそばに……。大人気伝奇、書下し作品集。

 著者プロフィール

武内涼
1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作を改稿した『忍びの森』で2011年デビュー。『妖草師』で2015年、第1回徳間文庫大賞受賞。他の著書に『秀吉を討て』「戦都の陰陽師シリーズ」など。14年から刊行の「妖草師」シリーズは、「この時代小説がすごい!2016年版」(宝島社刊)文庫書き下ろし部門1位を獲得した

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