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無人駅と殺人と戦争
上信電鉄千平駅。下仁田行き始発電車の運転士がホームに倒れている老人を発見した。背中を数カ所刺されており、間もなく死亡。「ジャッジメント!」老人が死の直前に残したこの言葉が、謎として残った。群馬県警の捜査により、老人は、千平駅の構内を毎日ボランティアで清掃していた小原勝利、海軍兵学校の卒業生と判明した。しかし、それ以外の情報が掴めず、捜査は暗礁に乗り上げた。群馬県警は、警視庁の十津川警部に協力を要請するが…。
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西村京太郎1930年東京都品川区生まれ。江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞、吉川英治文庫大賞等々を受賞。トラベルミステリーの第一人者としてミステリー界を牽引してきたが2022年に惜しまれつつ逝去。著書は649作。
原田
出張のお供に。内容も長さもちょうど良い本でした。