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女帝の密偵

雅や京ノ介

女帝の密偵

みやびごとを指南する私塾を開いた浪人は、女帝陛下の密命を帯びていた。朝廷と幕府の策謀が渦巻く注目の新シリーズ開幕!

著者 麻倉一矢
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2017/07/07
ISBN 9784198942342
判型・ページ数 文庫・304ページ
定価 704円(税込)
深川の町外れ、〈鬼灯(ほおずき)長屋〉に、奇妙な看板がかかった。〈雅(みやび)や――よろず、みやびごと伝授〉。立花、茶の湯、書道、蹴鞠、和歌、源氏物語などを教えるというのだが、およそ裏長屋にはふさわしからぬ習い事。この私塾を開いた浪人者・京ノ介は、女帝陛下の密命を帯びていた。京ノ介に襲いかかる朝廷転覆の策謀の裏には意外な黒幕が――! 人気の時代作家、注目の新シリーズ開幕!
  • 麻倉一矢
    1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業。1987年に、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。著書に「雅や京ノ介」(徳間書店)、「剣客大名柳生俊平」(二見書房)、「やさぐれ大納言徳川宗睦」(コスミック出版)、「無外流立志伝」(富士見書房)などの人気シリーズがあるほか、『徳川三国志』(徳間書店)、『刀剣屋真田清四郎』(宝島社)、『豊臣家の黄金』『家康の野望』『鬼の吉宗』『一本槍疾風録』(以上、祥伝社)、『小西行長』(光文社)、『後藤又兵衛』(学陽書房)、『剣王伝』(講談社)、『吉良上野介』(PHP研究所)など多数。
klu
珍しく、朝廷目線の話です。また南北朝時代を引きずっていて勉強になります
なお
お話全体は面白いのですが、如何せん登場人物が多すぎる…!でも朝廷と幕府の関係や藩の思惑などエンターテイメント性の高い作品だなと。京ノ介さんが女帝の腹違いの義弟でありながらも育ちの仲間や周りの人々の懐にさらりと入り込む性格は素敵だなと思いました。続編ありそう?

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