臨時特急「京都号」殺人事件

臨時特急「京都号」殺人事件

新製品のキャンペーンで80組のカップルを招待して京都に向かった豪華列車から主催者の女が消え、殺人事件が…!?

著者 西村京太郎
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2017/03/03
ISBN 9784198942182
判型・ページ数 文庫・416ページ
定価 748円(税込)
新製品キャンペーンのため、豪華な展望車とコンパートメント車両の臨時列車で京都に向かった時計会社の社長令嬢・楠木かおりが忽然と姿を消す。だが、彼女には失踪や自殺の動機は見当たらない。そんな折、列車内で女性客の縊死体が発見される。謎が謎を呼ぶ難事件に十津川警部の推理が冴え渡る! 西村鉄道ミステリー初期の代表的長篇。
  • 西村京太郎
    1930年東京都品川区生まれ。江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞、吉川英治文庫大賞等々を受賞。トラベルミステリーの第一人者としてミステリー界を牽引してきたが2022年に惜しまれつつ逝去。著書は649作。
とも
昭和60年刊行か。まだこの時代は日本では女性が軽視されてた年代やったんかなぁ。コンビを組んだ女性刑事を軽視する発言を男性刑事がバンバンしてるのに、周囲も「まぁまぁ」的な受け取り方やもん。今ならちょっと考えられん。それに、そこかしこでスパスパ煙草をみんな吸ってるのも時代やなぁと。 十津川警部も亀井刑事も今回はそんなに活躍はせず、期待していた名コンビの冴える推理も鳴りを潜めてた感じ。 次に期待。
まり
図書館本。まんま2時間ドラマを見ているような気分で楽しく読めた。犯人が意外すぎてビックリだったし状況も二転三転して本格的だった。三沢刑事が結構、イヤな感じなのが時代なのかなぁ〜と思った。

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定価748円(税込)

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