徳間文庫

騙り商売

新・問答無用 

稲葉稔/著


発売日:2017年02月03日
ISBN:978-4-19-894194-9
判型/仕様:文庫判
定価:本体640円+税

 内容紹介

 薬売りの七三郎が長屋で不審死を遂げた。折しも公事を取り仕切る町年寄の元には、ネズミ講まがいの騙りにつられた町人たちの被害の訴えが山のように押し寄せていた。膏薬や丸薬を葛籠で仕入れて首尾良く売れれば、幾ばくかの成功報酬が支払われるという儲け話だ。だが素人にそううまくいくものではない。損を抱えた大勢の客たちが町年寄に訴え出たのだ。町年寄の配下として町方の手に負えぬ事件の調べを請け負う柏木宗十郎の出番であった。

 著者プロフィール

稲葉稔
1955年熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て、94年に作家デビュー。「問答無用」ほか、「武者とゆく」(講談社)、「研ぎ師人情始末」(光文社文庫)など、数々の人気シリーズを持つ。

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