警視庁極秘捜査班

警視庁極秘捜査班

表の所属は警視庁総務部企画課。その実態は殺人事件専門の極秘捜査班。<br>警察の異端児四人組! ハードサスペンス長篇。

著者 南英男
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2017/01/07
ISBN 9784198941888
判型・ページ数 文庫・384ページ
定価 737円(税込)
代々木公園に女性の全裸絞殺死体が! 被害者の体に残された精液は、十日前に新宿花園神社で起きた殺人事件のものと同じで、十一年前の強姦事件の証拠とも一致した。だが、容疑者には鉄壁のアリバイがあり、ついに極秘捜査班が出動する。彼らは初動捜査では解決できない殺人事件を専門とするチームだ。組織の主流から外れながらも矜持を失わない四人の会心捜査。
  • 南英男
    1944年、東京生まれ。雑誌編集者を経て、青春小説、ジュニア小説などを多数執筆して人気を博す。85年『街に棲む野獣』以降、ハード・サスペンスに精力的に取り組む。著書多数。
シュクル
上司に勧められ読了。私は警察小説が好きでたくさん読んできましたがこれは中々粗い話でしで残念です。一番の魅力である極秘捜査班としての価値がどうにも分かりません。迷宮入りした事件を解決するならまだ意味が分かりますが、現在進行形の事件をしかも警視庁の捜査一課が担当しているにも関わらずたった四人のチームに出し抜かれるのは現実的では無いような気がします。聞き込みに関しても捜査一課がそんな所を見落とすかなって思う所が随所にありす。これが真犯人による圧力だったら分かりますが…そう思わないと余りにも捜査がお粗末です。
まさ
設定は好きなのですが、会話のやりとり部分があまり好みではありませんでした。後半、ハニートラップや管理官を陥れるための工作が出てきましたがパタパタっと畳まれてしまって残念でした。

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