徳間文庫

天の光

葉室麟/著


発売日:2016年12月02日
ISBN:978-4-19-894177-2
判型/仕様:文庫判
定価:本体640円+税

 内容紹介

柊清三郎は福岡藩の普請方の三男。十七歳で仏師の修行に入り、師匠の娘おゆきの婿に望まれた。しかし、仏性が見出せず、修行のため、三年間京に出る。戻ったとき、師匠は賊に殺され、妻は辱めを受け、行方不明に。妻のおゆきが豪商・伊藤小左衛門の世話になっていると判明し、お抱仏師に志願して、十一面観音菩薩像を彫った。しかし、抜け荷の咎で小左衛門が磔となり、おゆきも姫島に流罪になってしまう。清三郎はおゆきのため、姫島に渡ろうとして…。

 著者プロフィール

葉室麟
2005年、「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞。07年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞受賞。2011年、『蜩ノ記』が第146回直木賞受賞。今、もっとも活躍している時代小説作家。著書に『千鳥舞う』『天の光』『辛夷の花』『秋月記』『恋しぐれ』『『山月庵茶会記』『蒼天見ゆ』『鬼神の如く黒田叛臣伝』『草雲雀』『はだれ雪』『神剣人斬り彦斎』『秋霜』など多数。

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