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花咲家の怪

花咲家の怪

怖いお話のその先には、知らなかった花咲家の秘密があった。家族団らんで楽しめるこわーいお話!全四話!シリーズ第4弾。

著者 村山早紀
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2016/10/07
ISBN 9784198941581
判型・ページ数 文庫・272ページ
定価 682円(税込)
鍵盤に手を置くと指が自然とメロディーを奏でる。弾けないはずのピアノなのに、まるで魔法のように。そして桂は思い出す。会えないはずの少女に会った記憶を(「別れの曲」)。かすみ草を使って優しいお見舞いの花束をつくる木太郎。届け先は老いたパティシエがひとり住まう家。彼には遠い日に亡くした愛娘がいた(「火車」)。哀切で愛らしく、ほのかに怖い短編集。
  • 村山早紀
    1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』『アカネヒメ物語』『百貨の魔法』『魔女たちは眠りを守る』、シリーズに「コンビニたそがれ堂」「花咲家の人々」「竜宮ホテル」「桜風堂ものがたり」など多数。共著に『トロイメライ』。エッセイに『心にいつも猫をかかえて』がある。
ぽに
花咲家シリーズを読むのは久しぶりだけど、やっぱり優しいお話ばかりだった。有城のお話が好きだったなぁ。見えないけれど側にいてくれるお友達。純粋で優しい人だからこそなんだろうな。
ayu
とても透明感があって、時々とても切ないけれど心がきれいに洗われるような感覚に陥る素敵な本だった。花咲家シリーズは他の作品も読んだけれど、どれもとても読了感が清々しくて好き

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