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終焉の太刀

織江緋之介見参 七 〈新装版〉

終焉の太刀

最強の刺客から将軍家綱を護れ。圧巻の剣戟!上田作品史上最高の興奮!緋之介と吉原がたどる数奇な運命とは。シリーズ堂々完結!

著者 上田秀人
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2016/07/01
ISBN 9784198941208
判型・ページ数 文庫・368ページ
定価 737円(税込)
将軍家綱は家光十三回忌のため日光に向かう。次期将軍をめぐる暗闘が激化する最中、危険な道中になるのは必至。老中阿部忠秋は大勢の警固に加え、剣術指南役の小野忠常とその息子織江緋之介に供奉を命じた。死を賭して凶刃を向ける死兵たちとの死闘のゆくえは。そして御免色里・吉原と徳川将軍家の驚愕の因縁が明らかになったとき、緋之介もまた数奇な運命をたどる。シリーズ堂々完結!
  • 上田秀人
    1959年大阪府生まれ。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で中山義秀文学賞を受賞。2022年、「百万石の留守居役」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。主なシリーズに「将軍家見聞役 元八郎」「織江緋之介見参」「お髷番承り候」「禁裏付雅帳」「裏用心棒譚」(以上、徳間文庫)、「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「勘定吟味役異聞」「御広敷用人 大奥記録」「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(以上、光文社文庫)、「奥右筆秘帳」「武商繚乱記」(以上、講談社文庫)、「妾屋昼兵衛女帳面」「町奉行内与力奮闘記」(以上、幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(以上、角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)などがある。そのほかにも『本懐』(光文社)、『夢幻』『翻弄』(中央公論新社)、『本意に非ず』(文藝春秋)、『陽眠る』(角川春樹事務所)、『布武の果て』(集英社)、『継ぐ者』(KADOKAWA)など著書多数。
とし
織江緋之介見参「終焉の太刀」7最終巻。最後は織江緋之介から小野友悟に、吉原大門もしっかりと閉ざされましたね 。楽しく面白く緊張感ありの物語物語完結でした。
パーやん
日光参詣の家綱の行列に甲府30人の死兵が襲い掛かる。警護の旗本は茫然として役に立たず。ただ、小野父子だけが身を呈して家綱を守る。で、家綱から躬のもとへ参れ...と言葉を賜ったまでは良いのだが、老中阿部豊後守の怒りは極まり無茶な襲撃が続いちゃう。7巻も続いてこれで良いのかぁ。紀伊頼宣が明かす、吉原の秘密も確かに面白いが、ここで話が終わってしまうんじゃ単なるヘェ〜のお話。物足りない (´-`)

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