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アンダーワールド
闇猫・冴子
完璧な顔面整形を施して別人になったはずの冴子。しかし、大阪の繁華街でポン引きに見せられた古い写真には自分と瓜二つの女が!?全く身に覚えがなく当惑する彼女の前に現れた西成区にある怪しげな病院の事務長の輝本は、奇妙な仕事を提案してきた。同じころ、冴子も世話になっているあいりん地区の女性医師・津村が拉致された。貧困医療ビジネスを取材していたライター殺しと関連があるらしい。因縁のヤメ検割屋も絡んで、事態は意外な展開を迎える!
秀玉
作家は男女2人。二人はキワモノ、ポルノ作家とも言われている。この作家作品は5冊目。この本は続編で社会派小説に色を混ぜた感じか。これまで読了した4冊もそうだ。色もありの社会の悪と戦うと言う内容が3冊。あとはコミカルな1冊、会社のプレゼンで自分セックス場面を投影してしまう所から始まり、なかなか面白かったが、後半は色あせた内容だった。さて本作は社会悪との闘いに色物シーンを織り交ぜたいつもの内容だが、ちと浅い。色を商売としている女性が主人公だが、清純な女性、色とは縁遠い女性が、色や罠にはまる方が読ませる。
こいきんぐ
二作目だと途中で気が付いた。途中までいつもと違ったが、最後は相変わらずのカオスだった。